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2008年1月18日 (金)

贈られた言葉

 今日は、学芸員の資格取得のために受講していた授業で、長崎県美術館館長の米田耕司先生の最終授業でした。最終というのは、先生にとって、國學院大學での授業の最終ということでもありました。
 館長職が激務のために、今年限りで講師をお辞めになるとのことでした。
 私が、『源氏物語展』などに関わり、スペインの情報を持っていたことなどから、いろいろとお声をかけていただいた1年だったので、本当に残念です。

 最後の授業ということで、学生に贈る言葉を用意しておられました。
 それは「楽則能久」です。
 「らくそくのきゅう」と読み、意味は「楽しくなければ永続きしない」ということだそうです。知りませんでした。
 少し調べたところ、出典は春秋左氏伝で、原文を書き下すと「楽しまばすなわちよく久し」と読むようです。

 確かに、永続きの秘訣は、楽しみがあることです。続ける、ということの大切さは誰も理解していることなので、そこに楽しみを常に持たせることが肝要なのでしょう。

 スポーツ選手が、「楽しんでくる」とか「楽しみます」、と言っていることをよく耳にします。あれは、ここから来ているのでしょうね。
 この言葉を発することによって、自分の中に沸々と湧き上がる緊張感を緩和する効果もあるのでは、と私は思っていました。あまり好きな表現ではなかったのですが、改めて永続きさせるための呪文としての「楽しさ」の強調ならば、それはそれで納得できます。

 このブログも、「楽則能久」の言霊をいただいて、さらに弛まず続けていきたいと思います。



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NPO法人〈源氏物語電子資料館〉広報室より

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