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2008年4月27日 (日)

源氏千年(34)低次元の朝日新聞の記事に溜め息

 朝日新聞に、「源氏物語の千年紀」をテーマにした連載があります。
 2008年4月26日の朝刊(関西版)の、「屏風が描く恋模様 今日から千年紀展」という記事の中に、気になる表現を見かけました。
 それは、京都文化博物館が開催する源氏展の取材に関するものです。


 25日にあった内覧会には、中国や韓国などの新聞社、テレビ局など計8社の特派員9人も取材に訪れた。特派員らは同展の担当者らに「日本は不倫に寛容な印象を受ける。源氏物語の影響なのですか」などと質問していた。
(高木友絵、村瀬成幸)



 ここで、特派員が日本の「不倫」と『源氏物語』との関係について質問した、とのことを敢えて取り上げた意味は何でしょうか。

 私は、これは担当記者の中国と韓国のへ偏見があるのでは、と読みました。どう見ても、中国と韓国の特派員のおバカさ加減を強調したものいいです。
 また、外国人に『源氏物語』が理解できるのか?、という先入観の表出でもあるかと思われます。

 この記事は、ジェンダーに関わる国際的な文化理解についての、いい教材です。

 もしも、これが本当に特派員の質問であったのであれば、中国と韓国の特派員が持つ文化レベルの低さを露呈したものとなります。
 『源氏物語』という作品が、いかに理解されていないか、文学の評価がいかに低いか、という事例でもあります。

 いずれにしても、低次元の新聞記事に、溜め息が出ました。




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NPO法人〈源氏物語電子資料館〉広報室より

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