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2008年6月 9日 (月)

源氏のゆかり(17)説明板8-紫宸殿跡

 蔵人町屋跡からまっすぐ東へ歩いて100メートルも行かない所に、紫宸殿跡の説明板があります。
 まずは、小路の右側の幟の右横に、かつての石碑と説明標識があります。
 そして、その真向かいの、通りの左側の酒屋さんの自動販売機の横の壁面に、『源氏物語』のゆかりの地としての新設された説明板があります。写真では、かすかに見えているものです。


Czxxlfrv_s紫宸殿跡へ



 もっとも、これも壁に取り付けられたものなので、注意していないと見過ごしてしまいます。総体に、この内裏の区域の説明板は、非常に見つけにくい状態で設置されているので、注意が必要です。
 ここの場合は、「菊正宗」の標識の真下にある、というのが目印です。


Qlrzhicg_s酒屋の壁に



 ちょうど、1人の旅人が写真を撮っておられました。少し高い位置に設置されているので,紛らわしい所になります。


Y9ayzezw_s説明板



 紫宸殿は内裏の正殿で、『源氏物語』では朱雀帝の元服が行われた所です。「南殿」とも呼ばれます。これに対して、朱雀帝の弟である光源氏は、清涼殿で元服をしました。
 紫宸殿の正面には、18段の階段があり、その左右に左近の桜、右近の橘が植えられていました。現在の京都御所の紫宸殿にも、この桜と橘はあります。京都御所の一般参賀の折等に、ご覧になった方も多いかと思います。

 有名な話ですが、この紫宸殿である南殿には、昔から鬼が出ると言われていました。『大鏡』の忠平伝のエピソードが、よく知られています。『源氏物語』でも、光源氏が夕顔を某の院へ連れて行き、そこで物の怪が現れた時、この忠平の話を思い出しています。

 この説明板の前に立っても、まわりが民家なので、内裏の中心にいることが実感としては湧きません。
 とにかく、内裏の中の殿舎の位置関係がよくわかる、という意味で、ここは歩いてみる価値のある一帯です。




 

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NPO法人〈源氏物語電子資料館〉広報室より

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