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2008年11月30日 (日)

源氏千年(76)エスペラント訳『源氏物語』

 『La Movado』(第687号、2008.5)という関西エスペラント連盟が発行する機関誌に、藤本達生さんが『源氏物語』のエスペラント訳の連載を開始されました。

 九州のAさんから情報をいただき、やっと藤本さんにお会いすることができました。
 銀閣寺道の喫茶店で、いろいろと楽しい話をお聞きすることができました。

 藤本さんは、18歳の時にエスペラントをはじめ、以来5年間ずっとエスペラントに関わって来られた方です。

 今年が『源氏物語』の千年紀であることに端を発し、エスペラント訳を思い立たれたのです。
 中井和子さんの『現代京ことば訳 源氏物語』を参考にして、「桐壺」を終えられたところです。ますます意欲を燃やしておられる方です。

 お父さんが『源氏物語』の講義を寺子屋形式でなさっていたそうです。本文を手で写したものを配って、購読をなさっていたのです。「末摘花」の購読用の印刷物を拝見しました。平成4年のものなのですが、活字印刷されたものではなくて手書きの本文資料を作成なさっていたところに、そのこだわりが感じられます。

 そんなお父さんの環境なので、藤本さんが『源氏物語』をエスペラント訳なさるのは必然のことだったように思われます。
 エスペラントのベテランだけあって、2、3時間で原稿用紙5枚は訳しておられるようです。この世界では、相当早い方だ、とのことでした。

 これまでに、『源氏物語』のエスペラント訳に挑まれた方は2人いらっしゃるようです。

 まず、田村復之助さん、2人目が大越啓司さん、そして3人目が藤本さん、ということになります。
 これまでのお2人の源氏訳の詳細はわかりません。しかし、大越さんの源氏訳は、「桐壺」だけだそうです。これは、サイデンステッカーの英訳を参考にしておられるようだ、とのことでした。

 現在、エスペラント学会の会員は、1300人いらっしゃるそうです。
 今後とも、エスペラント訳『源氏物語』の情報を収集したいと思います。
 この件についてご存知のことがありましたら、ご教示の程をお願いします。

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源氏千年(76)エスペラント訳『源氏物語』を参照しているブログ:

コメント

こんにちは。不詳わたしくが源氏のエスペラント訳を開始しております。

底本は小学館「日本古典文学全集」(S49, 初版)です。対訳形式でブログに掲載しています。帖はとびとびですが、現在「夕霧」の半ばまで訳しました。

なお、エスペラントではbelmontoと名乗っていますので、それが最初のページに書いてあります。

コメントをありがとうございます。
さきほど、ご教示いただいたサイトのことを、ブログで報告しました。
ご確認ください。
エスペラントによる『源氏物語』の翻訳に関して、苦労話をお寄せいただけると、このブログや「海外源氏情報」(http://genjiito.org)で紹介・報告させていただきます。ご寄稿をお待ちしています。
翻訳の進捗を楽しみにしています。

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NPO法人〈源氏物語電子資料館〉広報室より

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