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2009年8月17日 (月)

京洛逍遥(99)大文字の送り火2009

 京都五山の送り火がありました。
 夜の闇の中に浮かぶ送り火は、とても幻想的です。

 昨年は、家の近くの河原から見ました。
 ただし、位置の関係から、「大」の字だけしか見られませんでした。

「京洛逍遥(45)大文字の送り火」

 今年は、陽明文庫の名和先生とご一緒に、思文閣美術館のあるビルの屋上から見ました。
 ここからは、五山すべての文字が見られるとのことで、お言葉に甘えて同道しました。

 午後8時に如意ケ嶽に「大」の字が点火されました。
 
 
 
090816right_dai1点火直後
 
 
 
 しばらくすると、煙の中に燃え上がる「大」の字が夜空を焦がします。
 
 
 
090816right_dai2
 
 
 
 今日は、デジタルカメラに望遠レンズを付けて撮影しました。ただし、三脚を忘れて行き、手取りのために鮮明ではありません。
 それでも、近くからの撮影なので、河原からの見物では見えないところが撮影できました。

 ビルの上から、百万遍の交差点が臨めました。
 賀茂の河原には大勢の人が詰めかけていました。それ以上に、この京都大学の北西の角にあたる百万遍にも、大文字の真下ということもあり、たくさんの見物の人で溢れかえっていました。
 
 
 
090816right_dai3百万遍交差点
 
 
 
 続いて、「妙法」です。
 これは、自宅から近いところにあります。しかし、低い山で焚かれるので、植物園などの木々が障害となるために見られないのです。
 今回は、高いビルから真っ正面に、非常にくっきりと夜空に映えていました。
 
 
 
090816myou妙法
 
 
 
 さらに眼を左の船岡山に転ずると、舟形が見えます。
 かわいい絵が、夜空に描かれています。
 
 
 
090816fune舟形
 
 
 
 さらに左、金閣寺の方に眼をやると、「左大文字」が見えます。
 
 
 
090816left_dai左大文字
 
 
 
 火の付き方が遅く、なかなか完成形になりませんでした。
 京都大学の近くからは遠いことと、角度の関係で、あまりはっきりとは見えませんでした。

 真西の方角にあたる太秦方面に、ビルの間からかすかに見えるのが「鳥居形」でした。
 
 
 
090816tori鳥居形
 
 
 
 これは、初めて見るものです。

 こうして、五山の送り火のすべてを見ることが出来ました。
 お盆にお迎えした精霊を見送るのです。
 また来年の出会いを楽しみにして、雑踏の中を帰路に着きました。
 みんなが参加できる、すばらしい伝統行事となっています。

 ご先祖さんを天空に見送った私は、明日からは南紀白浜へ行き、スクーバ・ダイビングで海を潜ります。
 空から海へと、何かと慌ただしいことです。
 元気なればこそと、感謝しながらの日々です。


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NPO法人〈源氏物語電子資料館〉広報室より

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