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2009年10月27日 (火)

再録(5)固定電話の不思議〈1996.7.24〉

 携帯電話が普及する前の話です。
 ほとんどの家が固定電話を契約していました。
 今では、「ISDN」とか「テレホーダイ」という言葉は死語になりました。しかし、パソコンを使った通信の初期には、みんながお世話になったものです。

(出所︰「大和まほろば発 へぐり通信」→「新・奮戦記」→「ハイテク問はず語り」→「1年目/1995.9.30?1996.9.30」)
 
 
 
「INSテレホーダイ」の不気味さ〈1996.7.24〉

 ISDN移行へのドタバタ騒ぎもおさまりました。家族で電話を並行利用しながら、快適なコミュニケーションライフを送っています。

 さて、「テレホーダイ」と呼ばれる、NTTの電話番号選択定額サービスを利用する方が多いと思います。夜11時から翌朝8時までは、届け出た電話番号への通話が定額というものです。
 私も、「テレホーダイ1800」(月額1800円)を今春より利用していました。今回のISDN回線への変更に伴い、新たに「INSテレホーダイ・ホーム2400」(月額2400円)を申し込みました。

 普通、市内通話と言っている3分間10円の区域というのは、地図などで見る行政上の区域とは、腰が抜けるほど違っています。
 私の家から自転車で10分もかからない隣の町が市外であるのに、電車や自動車で1時間以上かかる遠い所が市内料金地域であったりします。電話帖などで確認してみてください。世の中、知らないことだらけだった、ということを痛感します。

 インターネットなどでは、繋がったかと思うと相手はイギリスだった、ということが日常の生活になったのですから、通信網の成り立ちは不可解です。奈良県生駒郡にあるわが家のISDN担当の受付窓口は大和高田市のNTTであり、「INSテレホーダイ」に登録したインターネットプロバイダー「まほろば」の最寄り同一市外局番の電話番号は、飛鳥に近い橿原市です。それぞれがどこに位置するのか、あらためて地図で確認したほどです。

 「INSテレホーダイ」を申し込んだのは、7月10日でした。17日に登録の手続きを終え、私の地域が20日に締め切るので、21日から新しいサービスが利用できる、とのことでした。ところが、21日になっても、何の通知もありません。今春申し込んだ時の「テレホーダイ」の書類の備考欄には「3/21以降の通話から割引」と書かれています。今回は郵送で申し込んだので、そうしたものが手元にないのですが、利用開始日に関する通知が何かあるだろうと、しばらく待っていました。
 不用意にインターネットを使い、後でそれが「INSテレホーダイ」の対象外の利用だったということで、目が飛び出るほどの請求書が届くのが恐ろしかったのです。
 だいいち、「テレホーダイ」が使える時だと思って接続していても、それが本当に契約通りの利用であるかどうかは、利用者にはまったくわからないのです。後でNTTからの明細書を見て初めて、やっぱり間違いではなかった、と安心することになります。こんなあいまいな利用方法は、いずれ利用者の反発を招くことは必定です。問題が表面化すれば、NTTは別途方策を練るのでしょう。当面は、まがりなりにも殿様として安泰なのですから。

 そして24日に、痺れを切らしてNTTに電話をしました。利用開始日および登録した電話番号の確認のためです。しばらくしてから、利用開始の連絡が行っていないのなら再発行します、とのこと。21日から「INSテレホーダイ」は利用できたそうです。

 どうなっていたのか分かりませんが、一つ間違えば高額な電話利用料金を請求されるのですから、こうした連絡はきっちりとしてほしいものです。日常、よく利用する便利な電話ですが、NTTに関してはまったく不気味な存在に思えてなりません。電話は、目に見えない形で利用するコミュニケーションとしての道具なので、利用者に不安感を与えない情報のプロとしての対応を、もっと心がけてもらいたいものです。
 
 

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NPO法人〈源氏物語電子資料館〉広報室より

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