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2009年11月13日 (金)

古都散策(30)『天平の甍』の文学碑

 唐招提寺の境内の北東奥に、開基である鑑真和上の御廟があります。
 
 
 
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 その左横の木立の中に、「天平の甍」と彫られた文学碑があることを、まったく知りませんでした。過日の落慶法要の折に気づきました。
 
 
 
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 このどっしりとした石は、生駒石というものだそうです。

 碑があることがわかってみると、それも当然のことだと納得できます。
 次回の「古都散策」で、3年半前にサーバーのクラッシュで消失した「鑑真ゆかりの瓊花(けいか)咲く」を再掲するつもりです。その時にも、唐招提寺は松本清張の『球形の荒野』に引きつけて見ていました。

 さて、その『天平の甍』文学碑は平成8年5月25日に建立されたもので、安藤更生と井上靖の業績を記念する碑となっています。2人に関するものとなっているのは、その碑文によってわかります。

 表面には、井上靖直筆の「天平の甍」と「井上靖」という文字だけです。
 裏面には、遠藤證圓大僧正の揮毫になる、以下の文が刻まれています。

千載の昔 淡海三船元開撰述の

『唐大和上東征傳』あり

早稲田大学教授安藤更正博士

『鑑真和上傳之研究』著す

作家井上靖氏その教示を得て

小説『天平の甍』を世に贈る

大和上の行實巷間に広まるは

両氏の功大なり


 帰りに、「天平香 瓊花」を求めました。「瓊花」については、次回の再掲ブログでその写真を掲載します。
 立川では、折々にお香を焚いています。
 これまでは、法隆寺の「沈香」を焚いていました。
 
 
 
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 これからは、この唐招提寺の「瓊花」も楽しむことにします。
 
 
 
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 お香を焚く道具の下敷は、米子の井上靖靖記念館の売店で購入したものです。
 期せずして、鑑真と井上靖の対面となりました。
 
 
 

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NPO法人〈源氏物語電子資料館〉広報室より

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