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2010年5月 8日 (土)

源氏のゆかり(45)説明板40-大原野神社

 「源氏のゆかり」としての記事は、9ヶ月ぶりとなります。
 前回は、昨年8月に書いた「源氏のゆかり(44)五条の夕顔町」(2009年8月25日)でした。
 そして、「源氏物語ゆかりの地」の説明板については、「源氏のゆかり(42)説明板39-鳥辺野」(2009年8月13日)以来です。

 京都市が源氏物語千年紀を記念して、『源氏物語』の舞台にゆかりの深い関係遺跡40ヶ所に説明板を設置したのが、2008年3月末でした。
 そのすぐ後に、「源氏のゆかり(4)説明板16-大極殿跡」(2008年4月10日)と題するシリーズを書き出しました。説明板の一つ一つを訪ね歩いた探訪記です。
 以下の順序で、「源氏のゆかり」として気長に書き続けていました。

(4)説明板16-大極殿跡
(5)説明板28-鞍馬寺
(6)説明板31-雲林院
(7)説明板9-淑景舎(桐壺)跡
(8)説明板12-建春門跡
(9)説明板11-温明殿跡
(10)説明板10-昭陽舎跡
(11)説明板5-承香殿跡
(12)説明板4-清涼殿跡
(13)説明板3-弘徽殿跡
(14)説明板2-凝華・飛香舎跡
(15)説明板7-内裏内郭回廊跡
(16)説明板6-蔵人町屋跡
(17)説明板8-紫宸殿跡
(18)説明板14-宜陽殿跡
(19)説明板13-建礼門跡
(20)説明板1-平安宮内裏跡
(21)説明板17-藻壁門跡左馬寮跡
(22)説明板18-豊楽殿跡
(23)説明板19-朝堂院昌福堂跡
(24)説明板15-平安宮大蔵省跡・大宿直跡
(25)説明板20-平安京一条大路跡
(26)説明板21-一条院跡
(27)説明板37-廬山寺
(28)説明板38-梨木神社
(28)説明板36-法成寺跡
(29)説明板22-二条院候補地
(30)説明板23-大学寮跡
(31)説明板24-斎宮邸跡
(32)説明板26-西鴻臚館跡
(33)説明板27-羅城門跡
(34)説明板30-雲母坂
(35)説明板25-朱雀院
(36)説明板29-大雲寺旧境内
(37)説明板32-遍照寺境内
(38)説明板33-棲霞観跡
(39)説明板34-野宮神社
(40)説明板35-大堰の邸候補地
(42)説明板39-鳥辺野

 39ヶ所を回ったままで、この探訪も止まっていました。それが、ついに今日、私にとっての満願を果たすことができしまた。京都郊外にある、藤原氏ゆかりの大原野神社がそれです。

 最寄り駅の阪急桂駅は、国際日本文化研究センターへ会議や研究会に行くときに何度も来ました。しかし、この駅に降り立ち、大原野神社へ行くバスの時刻表を見ると、なんと1時間に1本もないのです。以前に行った時には、自分の車でした。しかし、今は車を処分したので、公共交通を使っての探訪です。
 しかたがないので、タクシーを使いました。片道1800円です。お気を付けください。

 西国札所でも知られる善峰寺がすぐそばに見える、新緑の中の大原野は清々しい里です。
 
 
 
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 鳥居のすぐ横に、説明板はありました。
 
 
 

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 参道は、まさに絵はがきのような風景です。
 
 
 

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 参道脇の「瀬和井」も有名です。
 
 
 

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 本殿を臨むと、気分がスッキリする佇まいです。
 
 
 

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 前回来たときには、ちょうど改修中でもあり、テントで覆われていました。

 本殿前から参道を見やる景色も、緑のトンネルが印象的です。
 どこの神社でも、明るさと清らかさが感じられるのがいいですね。そして、拝観料を取られないことも。これが、神社と仏閣の大きな違いでしょうか。
 
 
 
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 参道の途中に、春日乃茶屋というお店があります。
 
 
 
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 ここの「よもぎ団子」が、とにかく香りがいいので気に入りました。この茶屋で今月末に落語会が催されるとか。この雰囲気の中で、きっとすばらしい会となることでしょう。

 帰りのバスの時間まで少しあったので、大原野神社の向かいにある正法寺にも足を運びました。
 ここでは、藤が見事に咲いていました。
 
 
 
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 これで、ようやく「源氏物語ゆかりの40ヶ所」の説明板を踏破しました。のんびりと、折を見ての2年間でした。

 各所の時代的な背景や、『源氏物語』との関係について、書きたいことがたくさんありました。しかし、その余裕もないままにここまで来ました。
 いつか、これらの記事を再編集する機会があれば、その時に手を入れることにします。
 ひとまず、このシリーズは無事に終わりとなり、ホッとしています。
 
 
 

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NPO法人〈源氏物語電子資料館〉広報室より

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