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2010年5月10日 (月)

回転寿司屋の危険な給茶装置

 現在、日本の回転寿司屋の回転レーンと自動給茶装置は、金沢市の石野製作所や北日本カコーの製品が多いようです。シェアは60%とのことです。もっともこの会社は、くるくる寿司チェーン店などを含めた系列会社であることを、最近知りました。もう一つ、白山市の日本クレセントという会社が40%のシェアを占めており、石川県が独占している業界です。

 回転寿司は、昭和33年に大阪の近鉄布施駅前の「元禄寿司」が始めたものです。高校時代まで近鉄大阪線を利用していた私は、小さいときからこの「元禄寿司」に足繁く通ったので、回転寿司の客としては初期からの部類に入ります。
 なお、現在東京で食べることの多い「平禄寿司」は、昭和43年に仙台を舞台に開店したお店で、関東では最初のお店だそうです。

 そして、昭和45年の大阪万博で、この回転寿司が一躍有名になりました。

 その回転寿司屋が、私が行動する範囲に何店もあります。
 京都は「むさし」、深川と立川は「平禄」が行きつけの店です。
 いつも利用する中で、お茶を入れるシステムに疑問を持っています。

 先日も横にいたおばあさんが、湯飲み茶椀で黒いボタンを押し込むのではなくて、自分の指で黒いボタンを押そうとしておられたのです。
 
 
 
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 素手のままで一気に黒いボタンを押し込むと、即座に指は熱湯で火傷をします。あわてておばあさんに声をかけて、代わりにお茶を入れてあげました。
 確かに、ボタンを指で押したくなる心理は理解できます。茶碗でボタンを押すなど、しっかりと家庭で躾を受けた人には、想像もできないずぼらな行為なのですから。

 これまでにも、何度かこうした危険な光景を見てきました。
 また、お湯を入れた茶碗をボタンから離すタイミングも、ヒヤヒヤさせられます。これが嫌だ、という方もおられるのですから。
 真剣に別の方法を考えるべきです。目の前に貼られている利用図は、誰も見ていないのです。

 最低限、指でボタンを押しても、手には直接お湯を浴びないような形状に改良すべきではないでしょうか。もしくは、お年寄りや初めてのお客さんらしい人には、お店の方がお茶を渡してから使い方を説明すべきだと思います。
 関係者の方に、この記事が目に留まればいいのですが。
 
 

コメント

わたしのお母さんもこないだお醤油が手についたから洗おうって触ろうとしました…あわてて止めました!

認知症高齢者には銭湯の蛇口にしか見えないと思います

コメントをありがとうございます。
そうですね。危険ですね。
お店側も、いろいろと対処は考えておられることでしょう。
しかし、まだ給湯方式に大きな変化は見られません。
ぜひとも改善していただきましょう。
この記事本文に書いた深川と立川の「平禄」は、共に閉店となりました。残念です。

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NPO法人〈源氏物語電子資料館〉広報室より

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