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2010年8月27日 (金)

心身雑記(70)入院初日の第一報

入院の準備に手間取り、大急ぎでバスに乗り京大へ向かいました。

まずは、院内の郵便局で、両親が旧満州で没収された郵便貯金の返還手続きをしに行きました。
まだ提出する書類があるとのことで、この次に揃えて出すことになりました。これは、時間と手間がかかりそうです。
請求手続きをしているということで、両親の若き日々に想いを致しているだけで、ここはよしとしてもらいましょう。

入院窓口でいろいろな手続きを終えて、やっと用意されていたガン病棟の自分のベッドへ。
出来たばかりの建物ということもあり、きれいな部屋です。ゆったりとしています。

窓からは、賀茂川越しに、過日の送り火で賑わった舟形がクッキリと見えます。

看護師のNさん、担当医のY先生、お2人のT先生、薬剤師のIさん、主治医のT先生と、次々に説明と問診と挨拶に来られました。あとお1人の先生がこのチームにいらっしゃいます。たくさんの先生方でチームが編成されていることがわかります。
これから儀式が始まるな~、ということを実感しました。

インターネットのLANコンセントが枕元にあったので、パソコンにつなげてみました。しかし、反応しません。まだ使えない状態のようです。残念です。

最初の病院食となるお昼ご飯は、なんとお寿司でした。蒸し寿司です。これは、私にとっては、最高のもてなしです。
これから消化器官を摘出する私には、幸先のいいスタートとなる食事です。

午後は、看護師のNさんが私のこれまでの健康状態について、詳細な聞き取りをしてのパソコン入力がなされました。その後、「入院診療計画書」にもとづいて、懇切丁寧な説明がありました。
私の手術は、「腹腔鏡下胃全摘術」というもので、腹部に小さい穴をあけて、そこに内視鏡を通して遠隔操作で胃のすべてを摘出する手法だそうです。

Nさんの説明は非常にわかりやすくて、とにかく安心しました。入院期間中の家族などの望ましい役割などは、こうして最初に聴いたので、かえって気が楽になりました。

執刀医のO先生は、今日は2つの手術があるとのことだったので、説明は夕食後に妻と一緒に聴きました。
図を使っての丁寧な対応に感謝しています。お疲れのはずなのに、穏やかに時間をかけて説明をしてくださいました。
これで、安心してお任せすることができます。

午後6時の夕食で、10時の消灯です。日常とはあまりにも異なる生活です。これに慣れて、健康的な生活習慣を身に付けることにしましょう。


コメント

mixiからきました。
 今更ですが、入院のことはじめて知りました。遅れてしまって、失礼しました。
ブログを更新されるほどの気力に敬服いたします。
 ワタシも一昨年、約1年間ほど、入院した経験があります。
お辛いでしょうけど、焦らずに十分ご養生下さいませ。

こんにちは。今年の夏はことのほか暑かったので、お体のほうは大丈夫かと案じておりました。
手術は大変なことですが、その成功を心からお祈り申し上げます。

お二人からコメントをいただき、ありがたいことと思っています。

今は、目覚まし時計を途中で停められたような、何となく拍子抜けの感があります。
これまで、自分はいつまで、という区切り目を意識して生きてきたからでしょう。

タイマーがリセットされたので、逆に先が見えない生活が始まることに不安も隠せません。
とは言うものの、入院2日目に外泊の許可を得て自宅に帰ってきているので、家族からはオイオイという目で見られています。

それはともかく、今後ともよろしくお願いします。

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NPO法人〈源氏物語電子資料館〉広報室より

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