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2010年10月 8日 (金)

西国三十三所(8)一乗寺

 姫路駅からバスで40分。
 山の中にある一乗寺は、西国26番の札所です。
 
 
 

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 ここの開基は、インド霊鷲山の法道仙人です。紫雲に乗り、中国・朝鮮を経て来日した帰化僧。千手飛鉢の法をよくしたそうです。

 大化元年には、瀬戸内海を航海していた船が米の供養を断りました。すると法道仙人が空鉢を飛ばすと、米俵は空鉢の後を追って連なって飛行したといいます。
 まさに、『信貴山縁起絵巻』の命蓮上人が、山崎長者の米俵を空鉢で飛ばす話と同じです。
 法道仙人は、孝徳天皇の病を治しているので、西暦600年代の話です。

 法道仙人は、この播州地域でよく知られています。
 この次の西国札所25番の清水寺や、三田にある番外の花山院などが、この法道仙人ゆかりの寺です。
 行基や空海も、この一乗寺を訪ねています。
 
 
 
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 御詠歌は、次の通りです。

はるははな
なつはたちばな
あきはきく
いつもたへなる
のりのはなやま


 開山堂である奥之院に法道仙人が祀られていることを知らず、金堂の大悲閣でお軸に朱印をもらうと、ブラブラと石段を降りました。
 西国6巡目には、忘れずに立ち寄りましょう。

 国宝の三重塔は、地味でしたがその木組みの美事さに魅入ってしまいました。
 平安時代に遡る藤原様式のものだそうです。
 
 
 
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 この一乗寺には、これまで車を運転して来たので、今回初めてバスで来てみて、その不便さを知りました。姫路駅を13時に出て、帰りのバスは15時半です。参拝後、1時間以上も待ち時間があります。

 お寺の下の休憩所でお茶をいただき、少しお腹がすいたのでキツネウドンをもらいました。
 ダシは関西特有の、薄い色で少し甘めの味でした。キツネは厚揚げのようにふっくらとしていて、おいしくいただきました。

 あまりに空腹だったからでしょうか、一杯全部を食べていました。一人前をすっかりいただいたのは、手術後初めてです。
 これも、観音様のお導きでしょうか。
 
 
 

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NPO法人〈源氏物語電子資料館〉広報室より

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