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2011年4月24日 (日)

江戸漫歩(33)深川図書館と清澄庭園

 昨日のお江戸は、一日中雨に降り込められていました。
 生活の比重を東京にかけて、そろそろ一と月が経とうとしています。
 晴天の一日を、深川散策に出かけました。

 まずは、これからお世話になることが多くなる深川図書館です。清澄庭園の南に隣接しています。
 深川図書館は明治42年9月に開館しているので、今年で102年の歴史があるそうです。前年に開館した日比谷図書館に次ぐ古さということです。平成5年に新装となり、ご覧のように入口をはじめとする外装はきれいです。外国風の荘厳さと風格を感じさせる設計です。
 
 
 

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 図書館の中も、雰囲気のある空間となっていました。階段が気に入りました。
 蔵書は22万冊とのことなので、資料の確認などには重宝しそうです。
 宿舎から自転車で10分の地にあります。宿舎からすぐ近くには、12万冊を所蔵する古石場図書館があります。ここの1階には、小津安二郎の資料展示コーナーがあることで有名です。今後は、この2館を使い分けることになります。

 図書館の北隣には、清澄庭園があります。入場料は150円です。お弁当を持って入りました。
 池を中心とした回遊式庭園です。元禄時代の豪商だった紀伊國屋文左衛門の屋敷跡だとも。そこを三菱の創業者である岩崎弥太郎が手を入れたものです。

 地震の影響か、中の島の東屋に補強の柱が添えられ、立ち入り禁止となっていました。
 
 
 

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 池の周りの冨士山という築山でも、灯籠が倒壊していました。
 
 
 

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 松島の灯籠も気の毒な状態でした。
 このところ、東京は連日の地震で揺れています。灯籠を直すにしても、そのタイミングがむつかしいことでしょう。

 広場では、八重桜と大島桜が咲き誇っていました。薄紅と白と緑の色合いがきれいでした。
 
 
 

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 この八重桜の向こうに、深川図書館の入口が見えます。その手前に、芭蕉の「古池や……」の句碑があります。
 
 
 

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 この庭園の近くに深川芭蕉庵があり、この有名な句はそこで詠まれたものでした。1685年だということなので、今から326年前のことです。この句碑は、芭蕉庵の改修の際に、この地に移設されたものです。

 芭蕉に関連する地は、この回りにいくつかあるので、また次にしましょう。

 江戸時代について、私はほとんど知りません。関西で育った私にとって、特に江戸の地についてはなおさらです。
 『伊勢物語』で、隅田川の都鳥が話題となることしか思い当たりません。業平橋があるので、在原業平は隅田川を渡ったのでしょうか。もっとも、平安時代にこの江戸の地がどうだったのかも、今は皆目わかりません。そういえば、かつて住んでいた平群の隣町の斑鳩にも、業平橋が富雄川にかかっていました。この橋の名前は、全国にあることでしょう。

 これをよい機会に、いろいろと調べてみたいと思います。

 
 
 

コメント

ご無沙汰しております。お元気でいらっしゃいます。

さてさて、東京は麗らかな春を迎えましたね。爽快なお写真をありがとうございます!

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NPO法人〈源氏物語電子資料館〉広報室より

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