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2011年7月30日 (土)

「鼻糞」みたいな「疣」が消える

 鼻の下に小さな突起物が出来ました。1ヶ月ほど前からでしょうか。
 家族が、「鼻くそ」を付けているみたいなので、何とかした方がいい、と言います。

 ニキビのようなものだったので、脂肪を取ればいいだろうとの素人判断で、針を使って除去しようとしました。しかし、突起物は脂肪の塊ではなかったのです。
 これでは私の手に負えないので、いつも行く九段下の病院へ行きました。

 外科に行くと、受付を済ませた後で看護婦さんが、顔にできているので皮膚科の方がいいでしょう、とおっしゃいます。外科でも治療をするけれど、とにかく顔ですから、と親切で優しい対応でした。
 それではということで、皮膚科の受付をして、診察ロビーでしばらく待ちました。

 この病院で私は、内科・眼科・耳鼻科・外科にかかっています。外科以外は、すべて女医さんです。
 そして、皮膚科でも女医さんでした。この病院には9つの科があります。その内の半数以上の科にかかっています。これは、女医さんのお世話になる確率が高い、といえるでしょう。
 今、女性のお医者さんが多いのでしょうか。義務教育の学校の先生は、女性が多いようです。病院も、そうした傾向があるのでしょう。これまで、男性のお医者さんに診てもらうことが多かったように思うので、少し気になりました。

 それはさておき、診察の結果、「イボ」だとのことでした。
 良性の腫瘍だそうです。先生はおっしゃいませんでしたが、後で調べると「老人性疣贅(ゆうぜい)」というもののようです。年と共に、いろいろと身体に変化が起きるものです。

 それにしても、今回「イボ」ということばを調べてみて、その日本語の表記に改めて感心しました。つまり、普通に使うことばなのに、それを漢字で書くと「疣(いぼ)」なのです。知りませんでした。これは難しい漢字です。
 さらには、それを説明する文章には「疣贅(ゆうぜい)」という熟語が使われています。初めて見ることばです。

 そういえば、最初に記した「鼻くそ」を漢字で書けば「鼻糞」で、これを別に言い換えることばが思いつきません。「糞」ということばに下品さを感じるので、何か別のことばを用意すべきかも知れません。

 さて、私が受けた治療は、マイナス170℃の液体窒素を塗り、凍傷を起こすことでイボを水ぶくれとして浮きあがらせる方法です。液体窒素が入っている容器を開けると、ドライアイスの白い煙のようなものがモクモクと漂いました。そこへ綿棒を入れて液体を浸し、私の鼻の下に擦って塗られました。
 冷たさから痛みが来るのかと思いきや、痛くも痒くもないのです。不思議な感覚で意外でした。

 これで数日後にポロリと取れなかったら、2週間後にまた塗ることになりました。
 ウイルス感染によるものなので、手で触らないようにとのことです。しかし、普通に顔を洗ったりするのは構わないそうです。

 そして、それから5日が経った今日、鼻くそのようにへばり付いていたイボが消えていることに気づきました。無意識に鼻を触ったときに気づいたので、いつ消えたのかわかりませんでした。とにかく、めでたしめでたしです。

 私の身の回りにいらっしゃる方の何人かは、言うに言えない思いをなさっていたかと思います。
 以上のような事情で、何かと紛らわしいものはなくなりました。お心遣いに感謝します。
 
 
 

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NPO法人〈源氏物語電子資料館〉広報室より

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