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2013年6月 8日 (土)

北京日本学研究センターの懇談会に出席して

 平成25年度に北京日本学研究センターから日本に勉強に来ている方々との懇談会が、昨日、飯田橋のホテルでありました。
 受け入れ教員として私にも声がかかりましたので、博士後期課程の趙俊槐君と一緒に参加しました。
 これは、国際交流基金の日本研究・知的交流部・アジア大洋州チームのお世話によって開催されるものです。今年は、北京日本学研究センターの修士課程28名、博士課程13名と、外務省・中国大使館などから、総勢110名の出席者を得、活発な交流の場がもたれました。

 会場に入るやいなや、国際交流基金の清水順一さんから声をかけられました。本当に久しぶりです。本ブログでは、「【復元】人との出会いの背景にあるもの」(2011年2月 3日)という記事で清水さんのことを記しています。これによると、私がカイロに行ったのは、2005年10月だったことがわかります。

 清水さんとは、それ以来なので8年ぶりということになります。
 今回は、国際交流基金の日本研究・知的交流部の部長として、今回の懇談会などを担当しておられたのです。カイロでのことを思い出しながら、愉しい話をしました。清水さんのご自宅でいただいたワインのおいしかったこと。
 伊井春樹先生が北京へ客員教授としていらっしゃった時に、送り出されたのが清水さんでした。そして、天安門事件で急遽帰国となり、送り出し側としては大変な思いをされたのです。私は日本にいて、その動向をやきもきしながら、伊井先生の無事のお帰りをお待ちしていたものです。

 また、同じ部署の上級主任の二子さんは、先月ロンドンから帰ってこられた方でした。二子さんとは、イギリスの話で盛り上がりました。私が、イギリスのノーリッジで開催されたEAJRSで研究発表をした時、二子さんも同じ会場にいらっしゃったそうです。今、当時のことを記したブログ「ヨーロッパにある日本の古典籍など」(2009年9月18日)を読み返してみても、二子さんがいらっしゃることにはまったく気づいていないようです。そんなこんなの話の中で、日本が国際交流の分野ですべきことで意気投合しました。今後とも、ご一緒に仕事ができれば、という展開になりました。

 坂本さんと香西さんにも、いろいろとご配慮いただき、多くの方とお話をすることができました。国際交流基金のみなさまには、いつもお世話になりっぱなしです。ありがとうございます。

 北京日本学研究センターの主任である徐一平先生にも挨拶ができました。徐先生とは、伊井春樹先生とご一緒に一度だけですがお目にかかりました。そのことを覚えていてくださったので、少しお話ができました。

 さらには、立命館大学の学生さんや留学生の方とも、親しく話をすることができました。京都で展開するNPO法人〈源氏物語電子資料館〉の活動にも、協力してもらえるようです。これからが楽しみです。

 さらにさらに今回驚いたのは、茶道裏千家淡交会の支援で来ておられる衛さんという方がいらっしゃったことです。衛さんの研究テーマは、「明治期における茶道の女子への普及について ─跡見花溪の女子教育と茶道を中心に─」だそうです。NPOの主力メンバーが跡見学園女子大で神野藤昭夫先生の教えを受けた学生さんたちなので、その縁の深さに感心しました。ちょうど、跡見花溪に関する本を古書店で入手したばかりだったので、なおさら奇遇の思いを強くしています。
 
 
 
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 今後とも、京都の地でいろいろと交流をしようと思います。

 とにかく、一歩出かけると、さまざまな得がたい出会いがあります。
 冒頭に紹介した8年前の記事のように、まさに「人との出会いの背景にあるもの ─初対面のはずなのに縁がある─」ということそのままの懇談会となりました。
 みなさまに感謝、感謝の思いでいます。
 
 
 

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NPO法人〈源氏物語電子資料館〉広報室より

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