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2014年1月26日 (日)

江戸漫歩(72)古石場川親水公園の鷺

 古石場川親水公園では、富岡八幡宮と深川不動尊の南を流れる大横川から水を取って、散策のできる水路を作っています。

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 地図の左上がそこです。

 ここには牡丹園があり、50種・359株のボタンが4月から5月にかけて咲き誇ります。

 ここを牡丹と言うのは、江戸末期から明治にかけて、このあたりで栽培していたことに関係するようです。
 また、古石場と言うこのあたりは、江戸時代には越中島の一部でした。その後は石置き場になったことからの命名だそうです。
 なお、この水路の先、右下にある小津橋は、映画監督の小津安二郎に由来する橋です。

 さて、大横川からの取水口にあるポンプ室の下に、一羽の鷺がいました。

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 小さいので子供なのでしょう。ただし、狭い水路で、おまけに水が汚いので、つい、賀茂川の自然の中の鷺たちと比べてしまいます。
 牡丹園と古石場橋の方を見ながら、じっとしています。

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 賀茂川の鷺たちとは顔立ちが違います。
 お江戸の鷺は小綺麗で、都会的な雰囲気を漂わせています。
 ここの鷺は、哲学的な思索に耽っています。

 京洛の鷺は、何も考えずに日がな一日立ち尽くしているか、何か食べ物を探しています。

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 この違いは、誰の目にも明らかです。
 そんな目で、東西の鷺を見比べたらおもしろそうです。
 
 

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NPO法人〈源氏物語電子資料館〉広報室より

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