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2014年3月30日 (日)

京洛逍遥(310)京洛の桜はちらほらです

 賀茂川周辺の桜の様子を見るため、早朝散歩に出かけました。
 我が家に一番近い賀茂川沿いの桜は、まだ蕾です。

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 また、私が1番好きな、トントンと我が家で言っている飛び石のそばの桜も、まだまだです。

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 ただし、その少し下流には、早々とみごとに咲いて楽しませてくれている桜もあります。

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 川縁に、あまり見かけない鷺がいました。
 新人なのでしょうか。落ち着きがありません。よそ者の雰囲気を漂わせています。

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 賀茂川沿いに下って行き、出雲路橋から下鴨神社へと足を向けました。
 西の鳥居から入ってすぐの三井社の前に「擬雪」と呼ばれる椿の花が咲いていました。

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 その前の説明板には、次のように書かれています。


  「擬雪」
 光格天皇は、江戸時代寛政五年(一七九三)三月、御親拝になり御祭料を御奉献になった時、御遺愛の白玉椿の大樹を御神前に御奉献になりました。
 花は中輪で、半八重咲き、花色の白さは格別で雪にもまがうさまで「擬雪」と名付けられました。
 しかし、長年の風雪に耐えず枯淡に達し、この度平成平成二十七年第三十四回式年遷宮により、三井社の御修理が完成しましたので、奉祝記念として三井グループの三井物産株式会社、株式会社三井住友銀行、三井不動産株式会社より同種を旧地に植栽奉納になりました。
 また、同椿は当神社社家鴨脚家と金工の名手であった後藤祐乗の屋敷(新町鞍馬口・擁翠園)にも下賜され、三井家に保存されていました。

 この説明文の後半の意味が、私には正確に読み取れません。しかし、とにかくありがたい椿のようです。確かに、ちょうど満開だったこともあり、真っ白で清らかな花でした。
 これからしばらくは、この椿の花が見頃のようです。

 境内の東側にある御手洗川に架かる輪橋の右には、尾形光琳の「紅白梅図屏風」で有名な梅があります。
 その輪橋と鳥居のそばに佇む桜も、咲き出すとなかなか趣があります。

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 ちょうど、かわいい小鳥が一羽やってきて、花と枝の間をチョンチョンと飛び交っていました。春を感じます。

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 その足で京大病院へ行き、その後に烏丸御池の病院へと、慌ただしく身体のチェックをする1日となりました。

 京大病院の東側を南北に走る川端通りと賀茂川の間の小径は、私がよく桜や紅葉を撮影するところです。京都大学稲盛財団記念館のある地点です。
 今日は、手前の桜は咲き出していましたが、下鴨に向かう道々の木々は、ちらほらという状態です。

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 また、烏丸御池にある、柳池小学校跡の早咲きの桜は見事でした。

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 柳池小学校は、日本で最初に開校された番組小学校の一つです。ここに今は、御池中学校が建っています。
 この場所についてはあまり知られていないようなので、「京都通百科事典」からこの「柳池小学校跡(りゅうちしょうがっこうあと)」に関する「経緯」の項目を引いておきます。
(なお、「京都通百科事典」はボランティアの協力により執筆されたものであり、ここからの引用は、登録メンバの一人として自分のブログに転載するものです。)


 明治維新
 1868年(皇紀2528)明治元年9月
 京都市の町組改正が行われ、上京33・下京32の65番組ができ、それぞれの町組に1校の小学校兼町会所が開設されることになる

 1869年(皇紀2529)明治2年5月21日
 富小路御池角守山町の仮校舎で、上京第二十七番組小学校として日本最初の小学校が開校される
 同日に、下京第十四番組小学校(修徳小学校(しゅうとくしょうがっこう)でも開校式が行われた
 その後、同年内に、全国に先駆け64の番組小学校が開校される

 1873年(皇紀2533)明治6年
 現在の地に、新築校舎が建設され移転する

 1875年(皇紀2535)明治8年
 校舎の一角に、幼稚遊嬉場(ようちゆうぎじょう)が創設される
 (後の幼稚園となり、その後、閉園される)

 1947年(皇紀2607)昭和22年
 新学制施行により、柳池中学校となる

 2003年(皇紀2663)平成15年4月
 京都城巽中学校(じょうそんちゅうがっこう)と統合して、京都御池中学校となる

 この一画にオープンカフェがあるので、食事をしながらお花見ができます。
 京都市役所から歩いて5分ほどのところです。今が一番の見ごろです。
 
 

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NPO法人〈源氏物語電子資料館〉広報室より

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