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2014年3月23日 (日)

NPO設立1周年記念公開講演会を終えて

 昨日、東京国立博物館からの帰りに、夕食は外食でした。しかし、一口二口ほど肉を口にした直後から食道が詰まった感じになり、まったく喉を通らなくなりました。

 今朝からも、状況は変わりません。しかし、イベントは待ってはくれません。
 非常によくない状態で、本日の「NPO設立1周年記念公開講演会」に臨みました。
 それでも、みなさんに迷惑をかけることもなく、無事に終えることができました。
 スタッフのみんなに感謝しています。

 私の開会の挨拶の後は、山本典子先生から『絵入源氏物語』と『古今類句』の寄贈を受ける儀式です。

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 続いて、私がモデルとなり、直衣着装の実演です。これは、畠山大二郎氏の平安文学研究者としての視点から、装束の変遷を踏まえての解説を交えて進みました。
 千年来、現代に継承されてきた装束を通して、平安時代の衣装ないしは『源氏物語』の衣装を知る手掛かりを得よう、という趣旨での実演です。

 私が白小袖を着た状態で、舞台の幕が開きました。

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 まず、単を着ます。

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 次に、指貫を穿きます。文様がある指貫は公卿以上だそうです。今回使用したのは引上式で、文様は八藤丸、鳥襷です。

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 そして、上着としての直衣の袍。今日は冬の直衣で、表白・裏二藍浮線綾です。
 冠をかぶり、桧扇を持つと、もう三位以上の公卿です。

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 実演の後は、渋谷栄一先生の渋谷版データベースの過去・現在・未来についての講演です。
 明日から入院して手術を控える身での、これまでのデータベース作成にまつわる講演でした。
 この膨大なデータベースを、大切に守り伝えていきたいと思います。

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 最後は、神野藤昭夫先生からの挨拶です。
 NPOへの期待と共に、組織の基盤をしっかりと作ることの大切さも語ってくださいました。

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 今日は、盛りだくさんの充実した楽しい会でした。
 また、こうした企画を立案し、ご案内いたします。

 NPO法人〈源氏物語電子資料館〉も、今回の本文データベースと『源氏物語』の版本という財産ができ、活動が具体的に見え出しました。このNPOの組織をさらに意義深いものとするためにも、研究資源を次世代へとバトンタッチをするシステムを確立したいと思います。
 まだヨチヨチ歩きの集団です。より一層のご理解とご支援のほどを、よろしくお願いいたします。
 
 

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NPO法人〈源氏物語電子資料館〉広報室より

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