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2014年5月11日 (日)

山梨の石和温泉でひと休み

 山梨県笛吹市にある石和温泉で気分転換をしてきました。
 ここは昭和36年に果樹園から温泉が湧き、東京から行ける近場の温泉地として知られるようになりました。特急「あずさ」で都心から1時間半で行けます。

 笛吹川沿いにある宿にしました。
 露天風呂・内湯・客室と、どこでもアルカリ性天然温泉が掛け流しになっている、贅沢な温泉です。特に、南アルプスに沈む夕陽がきれいでした。


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 上の写真左側の笛吹川では、「桃源郷春まつり 川中島合戦戦国絵巻」というイベントが4月20日に開催されたそうです。橋の袂が会場です。

 甲州に馴染みのない私は、すぐにあの武田信玄と上杉謙信の闘いの場を思いました。犀川と千曲川が交わる中州の「川中島」です。井上靖も、この武田と上杉の話は作品に取り上げています。まさに『風林火山』の舞台です。

 しかし、この石和の笛吹川が両雄の川中島闘いで有名なところではありませんでした。「川中島合戦戦国絵巻」の説明を見ると、5回ほどあったとされる川中島の戦いで、第4回目の合戦を史実に忠実にこの地で再現したものだそうです。
 それでも、今回が35回目のイベントです。地元の熱意が継続の原動力となっています。昨年より、武田軍参加者には「風林火山」、上杉軍参加者には「毘沙門天」の1文字が入ったストラップ(非売品)がプレゼントされていました。私も集めてみたくなります。いろいろと工夫のある行事となっているようです。

 こぢんまりとした宿でした。しかし、非常に感じのいい、落ち着いたところだったので、ゆったりと何度もお湯に入りました。連休明けだったので、お客さんは数人です。

 食事も丁寧なもてなしで、ほろほろ鳥や地元のワインをおいしくいただきました。給仕の男性の方も、連休中は超満員でとにかく忙しくてお話はとてもとても、と言いながら、一品ずつ説明をしてくださいました。ゴールデンウィークで大賑わいした直後だったことが、なにかと幸いしました。

 帰路は高速バスで甲府から新宿まで、2時間もかかりませんでした。

 2年前、娘夫婦から結婚記念に旅行ギフトをもらい、井上靖の故里である伊豆湯ヶ島へ行きました。本ブログの「映画「わが母の記」のロケ地・伊豆湯ヶ島へ」(2012/6/10)に書いた通りです。

 昨年の母の日と父の日のプレゼントも、旅行に行ってくださいと言われながら、私の仕事の区切りがつかなかったこともあり、行けないままでした。いつかいつかと思っているうちに、また母の日と父の日が来ました。
 昨年の旅行ギフトが帳消しになりそうなので、慌てて時間を作ったという事情もあります。しかし、こんなことでもないと、なかなかのんびりと温泉には行けない日々であることは確かです。
 折しも婿殿の誕生日と重なり、その意味からもお裾分けのいい休息日となりました。
 
 
 

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NPO法人〈源氏物語電子資料館〉広報室より

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