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2014年8月30日 (土)

雲水さんの托鉢とお茶のお稽古

 京洛の朝は、東京よりもぐっと冷え込むようになりました。

 9時過ぎだったでしょうか。「ほおおーぅーっ、ほおおーぅーっ、ほおおーぅーっ」という大きな掛け声が、家のあたりにこだまします。町内の辻々の空気が引き締まります。
 四、五人の雲水さんが托鉢修行で回って来られたのです。

 後で調べたところ、曹洞宗の方は鈴を持っていて、臨済宗の方は大声張り上げているのだそうです。今朝の方が臨済宗だとすると、この近くでは、大徳寺・妙心寺・相国寺が思い当たります。我が家は曹洞宗なので、よくわかりません。

 何か差し上げようにも、まだこの地域では新参者なので、何をどうしていいのかわかりません。
 そうこうするうちに、我が家の前を通り過ぎて行かれます。塀越しに、雲水さんの竹で編んだ被り物と衣が見えました。
 ご近所の方が何か差し出してお辞儀をしておられたので、どのように接したらいいのか、また聞いておきます。

 お昼前に、大和平群に向かいました。お茶のお稽古です。

 今日は、運びの薄茶のお稽古です。
 まずは大失態をしでかしたことから。

 毎回、釜の蓋を取るとき、熱くて難儀をしていました。あろう事か、今日は袱紗で摘まんだ蓋を、湯気の熱さで思わず落としてしまったのです。右手前の灰の中にズボリと半分が埋まりました。

 今日は鉄の火鉢だったので、被害は最小でした。これが陶器だったら、割れてもっと大変なことになっていたでしょう。

 私は、どうも持ち方が悪いようで、湯気が指や掌に襲ってきます。アッチッチ、という場面がよくあるのです。

 あとで、この対策を教えていただきました。摘みをしっかり握ったら、真っ直ぐに持ち上げてから引くのがコツのようです。どうも私は、向こうへ倒し気味にして斜めに引こうとするので、湯気をまともに手に受けるようです。

 背筋を伸ばすことは、相変わらず注意を受けます。特に、茶筅を使う時に、茶碗の中を覗き込むように前屈みになる癖があるようです。それを直すためには、首筋を起こし、手を伸ばして、もっと遠くでお茶を点てることを意識するようにしたらいいと。腰を曲げないでお腹に力を入れ、突き出すようにすることも忘れないで、と。
 しかし、いざやろうとしてもなかなかできません。

 お手前の流れは、しだいにわかってきました。これからは、所作の細かい所にも気を配るようにします。

 今日も、道具から手をパッと離していることや、お辞儀で頭を上げるのが早すぎること等々。基本的な動作でも気をつけることを教えてもらいました。
 これらは無意識にしていることなので、余程意識しないと直りません。

 いろいろな課題を抱えながらも、一つ一つに気をつけていくことで、ゆるゆるとでも進んで行くつもりです。
 
 
 

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NPO法人〈源氏物語電子資料館〉広報室より

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