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2014年12月15日 (月)

片手間ヒロイン映画『女子ーズ』を再度観て

 今秋、カナダからの帰りの飛行機で観た日本映画『女子ーズ』について、本ブログの「カナダからの帰りの機内は気忙しくて」(2014年09月30日)の末尾で、以下のコメントを記しました。


 「女子ーズ」は、脱力系ながらも楽しめる佳作です。地球の平和のために、5人の女の子のヒーローが怪獣たちと闘います。闘うまでの、怪獣たちとのやりとりは秀逸です。女の子の言い分を理解して、暇そうにダラダラと時間つぶしをする怪獣たちの様子がいいですね。登場人物や怪獣たちの掛け合いが、緩急自在に生き生きと描かれています。
 女の子たちの仕事や興味の話が、少しくどいかと思いました。しかし、傑作映画だと言えるでしょう。もう一度観たい、と思っています。【4】

 その後、レンタルDVDが出たので早速観ました。
 再度観て、やはりおもしろい映画であることを再確認!
 「映画「女子ーズ」公式サイトもあります。


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 平成時代における若い女性のものの見方や考え方に加えて、行動規範がコミカルに描かれています。

 私が一番印象に残ったのは、後半で陸橋の袂に座り込んで通過する人をカウントするイエローのアルバイトのシーンです。この場面では、時間の流れが異様にゆったりとしています。同じ頃、戦闘場では、地球を征服するために来た怪獣や怪人たちが、決戦の時を暇そうに待ってくれています。

 イエローの役柄が気に入りました。高畑充希が演ずるイエローのとぼけた台詞とコミカルな演技は、この作品の雰囲気をしっかりと支えています。次に観る機会があったら、このイエローだけを観てもいいかもしれません。

 地球の平和を守るために出動が要請されているとき、自分が生きていくためのアルバイトの仕事をどうするか、という女子ーズの苦悩の背景に、制作者の深い思いが伝わってきました。

 映画の各所に、「今それをしなくても」という突っ込みを入れたくなります。
 ひるがえって、それは自分の日々にも跳ね返ってきます。
 
 
 

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NPO法人〈源氏物語電子資料館〉広報室より

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