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2014年12月22日 (月)

ツキのなさは幸運の前兆だと思うことに

 先週のことです。
 学術交流フォーラムの初日が終わり、民博からの帰りはバスを使って、ホテルがある茨木駅に出ることにしました。
 ところが、時刻表の土曜日の欄にあったバスは、予定の時間に来ないままに、その次のバスまで雨の中を待たされました。

 宿泊予定のホテルの住所は、茨木市駅前●丁目でした。そこで、乗ったバスがまず止まったJR茨木駅ではなくて、終点の阪急茨木市駅で降りました。
 ところが、駅から1分のはずのホテルがなかなか見当たりません。やがて、ホテルは阪急茨木市駅ではなくて、先ほど通過したJR茨木駅にあることがわかりました。「茨木市駅前」という住所に振り回されたのです。
 ホテルの住所は、「茨木市駅/前」ではなくて「茨木市/駅前」と切るようです。

 阪急茨木市駅からJR茨木駅へ戻るのに、バスは渋滞でかえって時間がかかるとのことです。運動にもなるので、15分ほど歩いてJR茨木駅まで戻りました。
 途中に、電飾で飾られた小川がありました。これも、LED電球の恩恵なのでしょう。


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 どうにかJR茨木駅前のバス停がある広場に行くと、ホテルは賑やかなほうではなくて、線路を渡った反対側だったのです。JRの高架下を潜り、陸橋を渡って迂回し、どうにかホテルにたどり着きました。後で地図を見ると、無駄な道草をしていたことがわかりました。

 民博を出てからホテルまで、3時間弱が経過していたのです。東京から京都まで移動できる時間です。

 ホテルの場所を、事前にインターネットで調べておけばよかったのです。しかし最近は、何でもネットに頼り過ぎる風潮を自ら断ち切るために、自分の感覚を磨く意味からも、自力で物事を探すことを心がけています。それが、裏目に出たようです。しかし、この遠回りも、今は楽しく思い返しています。自分のカンを磨く良い訓練になりました。

 ホテルでは、部屋からインターネットがつながりません。無線 LAN の設備がなかったのです。事前の情報では「インターネット完備」となっていました。しかし、このホテルはLANケーブルでしかネットに接続することができません。

 私のパソコンは、そうしたレガシーデバイス用の端子がないのです。USB接続のLANコネクタを持ち歩いていたのは、もう7年前までのことです。今どき、無線LANがないとは。
 海外から来た人が、日本は街中を含めて無線LANが未発達だとおっしゃいます。たしかに、日本が大きく立ち後れて後進国となっているのは、国内の無線LANの環境が未整備状態ということのようです。

 結局、手持ちのiPhone でネットにつなげました。ただし回線速度が遅くて、なかなか読み書きができず、精神衛生上はあまりよくありません。
 Wi-Fi の電波を探すと、2階のクローゼット内に「AirMac」がある、と画面に表示されます。しかし、宿泊客には開放されていないようです。

 もっとも、最近は悪意のサーバーが至る所にあるそうです。個人が仕掛けた、パスワードや情報を盗み取るための引っ掛けサーバーとは知らずに、つい自動でつなげてしまって後で後悔することが頻発しているそうです。
 そのことを思うと、自分のiPhone でテザリングによってネットにつなげるのは、意外と安全な方法だったとも言えます。

 食事も、駅の周辺なのに飲み屋さんしかなくて困りました。駅の反対側に渡れば、私が食べられる何かがあるかもしれません。しかし、疲れて来たので、コンビニでおかずを買って部屋に戻りました。

 2日目は音楽に関するワークショップに参加しました。
 レクチャーと演奏の合間に、ミュージアムショップで一冊の本を買いました。ところが、販売員の方がクレジットカードの処理に慣れておられなかったのか、なかなか終わりません。そうこうする内に次の演奏が始まったので、後で来ますと言って自分の席に戻りました。

 次の休憩時間に行くと、処理が終わっていて、領収書にサインをしました。ところが、消費税が入っていなかったとのことで、再度手続きをされます。しばらく待たされてから、先ほどの取り消しのためのサインと、新しい領収書のサインをさせられました。最初の金額が取り消されているかどうか、来月の明細書で確認してほしいとのことでした。

 何やら、来月は2冊分の請求が来そうな予感がします。後日また揉めそうです。証明になるからと、取り消しした分のマイナスの金額が記された領収書を渡されました。これが証明になるのか疑問です。とにかく、ツイてないときは、こんな些細な煩わしさが身に振りかかります。

 民博からの帰りも、不運に出くわしました。

 バスに乗って駅まで行こうとしたら、信号待ちしていた目の前をバスが通過して行きました。寒い中を15分待つことになります。バスに見捨てられた直後だけに、じっと待つのも釈然としません。
 それではと、すぐ目の前にあるモノレールに、少し引き返して乗ることにしました。
 改札口では、ちょうど今来ます、とのことでした。しかし、ホームに上がると放送があり、列車の点検のために遅れます……と。

 旅につきものの思わぬ出来事に、この2日間で立て続けに襲われました。たまたまなのでしょう。しかし、それが旅行先でのことなので、ツキのなさへの思いが増幅されます。

 そうであっても、結局は事故にも遭遇せず、身体は何ともないので、運が良かったと思うことにした方がいいようです。
 何事も、前向きに思うように心がけることにします。
 
 
 

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NPO法人〈源氏物語電子資料館〉広報室より

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