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2015年1月11日 (日)

江戸漫歩(94)歯の激痛を堪えながら有楽町と明石町へ

 歯に痛めつけられています。歯が痛いのは、どうしようもありません。
 打つ手がないままに、来週京都に帰った時、現在かかっている烏丸御池の歯医者さんで診てもらおうと思っていました。

 年末年始は、歯の違和感程度でやり過ごしていました。しかし、5日ほど前から違和感が軽い痛みに変わり、一昨日からその痛みがさらに増してきました。

 宿舎にあった「バッファリン」を飲み、何とか鎮めたと思っていたら、昨夜から激痛に襲われることになりました。

 いつものようにブログをアップした直後に、顔の右半分と頭が痺れ出しました。生憎、「バッファリン」は昨日の分で最後だったようで、この痛みを鎮める薬がありません。

 深夜営業をしている薬局を、妻がネットで検索してくれました。しかし、この宿舎の周りの深川地区では、午後11時以降に開いているドラッグストアが皆無です。これは意外でした。
 日頃は至る所に見かけるドラッグストアです。近所にも、思い出すだけでも8店もあります。しかし、いずれも24時間営業ではないのです。

 東京のど真ん中とでも言える地域にいるのに、不思議なことに夜中に行ける薬屋さんがないのです。
 終夜営業の薬局としては、一番近いのが有楽町駅前のマツモトキヨシでした。

 真夜中に自転車で有楽町に行くのは不安なので、タクシーにしようと思いました。しかし、まだJRの京葉線が走っているので、フラフラする身体と頭を妻に守ってもらいながら、0時10分の東京行きの電車に飛び乗りました。京葉線の東京駅は、限りなく有楽町駅に近いのです。
 宿舎の部屋を出てから15分で、有楽町駅前のマツモトキヨシに辿り着きました。

 こんな時に一番いい「ロキソニン」は、薬剤師のいないこの時間帯には手に入りません。すぐに「バッファリン」をいただき、思いついた昔懐かしい「今治水」もいただきました。もっとも、この今治水は、何の役にもたちませんでしたが。

 目的の薬が手に入ったので、歯の激痛を我慢しながら、東京駅0時33分発の最終電車で帰りました。

 しかし、せっかく手に入れた薬もまったく効果がなく、眠れないままに夜が明けました。
 痛みは治まる気配がありません。妻が、「中央区休日応急歯科診療所」というところを見つけてくれました。午前中の少し痛みが和らいだタイミングを見計らって、ウォーキングがてら行きました。

 この診療所は、昨年の春にNPO法人〈源氏物語電子資料館〉の第2回総会を開催した、東京都中央区明石町区民館のすぐそばでした。聖路加病院がある一帯です。
 聖路加タワーは、宿舎から隅田川越しに見えます。すぐ目と鼻の先にある地区なのです。

【9.1-NPO】「NPO法人〈源氏物語電子資料館〉第2回総会を終えて」(2014年04月19日)


150111_seiroka


 近くに、こうした歯科の応急診療所があるのは大助かりです。
 東京での歯医者は、いろいろと酷い処置をされた経験があり、もう懲り懲りしているので、行きつけの歯科がないのです。

 京橋からお出での担当医の先生は親切で、手際よく痛みの原因が虫歯によるものではないことを、レントゲン写真を私にも示し、適切な判断で見極めてくださいました。そして、詳しく図示しながら、これは細菌による痛みであり、時間と共に沈静化させる薬を処方してくださいました。

 さらには、私の歯を食いしばる日々について、警鐘を鳴らしてもらいました。実は、先生も歯を噛み締めるタイプで、先日の講演会では、部屋に「歯をはなす」「リラックス」などと書いた張り紙をして、目にするたびに身体の力を抜くようにしているのだそうです。
 私も、寝る時などには、クッション役となるマウスピースを嵌めています。それでもやはり、仕事に熱中したりすると、歯をグッと噛み締めている自分を意識することがしばしばあります。

 先生の話を伺いながら思い出しました。先日の毎日新聞(1月8日夕刊)に、「熾烈接触癖(TCH)」についての特集記事があったのです。

 その記事を紹介します。


歯の接触を少なくするには
ステップ1
側頭筋と咬筋に指を当てて
上下の歯のかみ合わせ、
筋肉や顎の関節に負荷が
かかっていることを認識する

ステップ2
生活空間の10カ所
以上に張り紙をし、
目にするたびに
顔や前身の力を抜く

ステップ3
歯が離れた
状態が定着する。
接触すると違和感を
覚え、反射的に
離すようになる


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 今日は、先生から懇切丁寧な説明を受け、激痛の中での不安を解消していただきました。
 ありがとうございます。
 そして、力を抜いた生活を心がけるようにとのご教示を強く意識して、今年も研究を続けて行きたいと思います。

 お腹に何か入れて、すぐに薬を飲むためにも、築地方面に脚を向けました。

 途中で、慶応大学の記念碑を見かけました。


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 婿殿が大好きな福沢諭吉の言葉が、本型の石に刻まれています。


天ハ人の上尓
人を造ら春゛

人の下尓
人を造ら春゛


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 私は、この内容よりも、書かれていた変体仮名に反応して写真を撮りました。
 「ハ」「尓」「春゛」などは、変体仮名です。今はこうした文字が読めない文化を形成しています。しかし、私は1日も早く、こうした変体仮名も読めるようになり、かつての日本語を自由に読めるような環境を作る必要性を痛感しています。

 歩いてすぐの築地場外市場には、波除神社があります。


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 まだ江戸の神社仏閣に初詣をしていなかったので、私の身体にとって一番重要な食事に関することでもあるので、この波除神社で今年1年の無病息災などなど、お願いをしました。

 なお、この波除神社のことは、次の記事で詳しく書いているので、ここでは省略します。

「江戸漫歩(46)糖質制限と築地のすし塚」(2011/9/28)

 築地は、観光客でごったがえしていました。8割方は中国からのお客さんのように見受けられます。

 大通りに面した海鮮丼屋さんは、この前に失望したので、今日は少し中にある清潔なお店で海鮮丼をいただきました。目の前で、板前さんが丁寧にマグロの短冊を切りそろえておられました。

 食後に、いただいたばかりの薬を飲み、またもと来た道を歩いて帰りました。
 勝鬨橋からは東京タワーが、相生橋からは東京スカイツリーが見えました。
 見比べると、見慣れているせいか、東京タワーの方が格好いいように思いました。
 明日はもう1日祝日があります。
 ゆっくりと身体を休めて、ゆっくりとスタートをしたいと思います。
 
 
 

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NPO法人〈源氏物語電子資料館〉広報室より

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