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2015年2月 6日 (金)

再録(15)カシオの欠陥腕時計とのお付き合い(1996.12.7)

 私は時計が大好きです。壁掛け時計も置き時計も腕時計も、私の身辺には至る所にあります。常に視野の中に時計がないと、どうも落ち着かないのです。
 しかも、数字が表示されるデジタルよりも、針がクルクルと回る方が好きです。

 アップルは昨秋、「iWatch」を発売するはずでした。しかし、それが今春に延期され、その時計型のウェラブルデバイスが「Apple Watch」という名前になって、2015年4月に出荷される予定だという発表がありました。
 この出現によって、これまでの時計の概念が大きく変わることでしょう。
 今から大いに楽しみにしています。

 そんな待ち遠しい状況なので、これまでに書いたままで私のホームページに放置されていた時計の記事を、本ブログに再録します。20年も前に購入した時計に関する記事です。
 当時私が腕につけていたその時計は、アナログとデジタルとが融合したコンピュータウォッチでした。偶然、ネットで画像を見つけました。その姿は、こんな感じです。


150206_databank


 上の写真の左が、普通に腕にはめている状態です。そして、その文字盤を手前から向こうに起こすと、中は右のように、データを表示する液晶パネルとキー入力用のタッチパネルになっていました。ただし、以下の記事に記すように、不具合がいろいろとある時計でもありました。
 
********************** 以下、再録掲載 **********************
 
 カシオの腕時計の一部には問題があると思います。その顛末を記しておきます。

 《1》1995.2.20 「CASIO DATABANK FLIPTOP」を購入。
    〔時計本体裏蓋刻印番号 727一IA-1000 517871〕
 フリップトップというスタイルで、ウルトラ警備隊が腕にしているような、蓋の開く形です。外見は普通のアナログ時計なのですが、蓋を起こして開くと、内部は計算や電話帖やメモが入力できる機能を持ったデジタル時計になっているのです。少し厚くて重たいのですが、多機能なので気に入りました。あまり時計をしないほうなので、便利ならいいのです。
 購入後すぐに、内側の時計表示部分である液晶パネルに貼られていた保護用のビニールを剥がした時、透明板に波型のにじみ模様がキワとして明瞭に見えるのに気付きました。ビニールを貼るための粘着糊の一部と思い、自然に取れるのを待つことにしました。しかし、数日しても取れず、ぬるま湯でパネルを拭いても取れません。パネルが見にくいので、購入店に持ち込んで診てもらうと、メーカーヘ送り返して修理をするとのことです。2週間もかかるそうです。春先のしぱらくは時計が放せない生活が続くこともあり、すぐに修理には出さず、仕方なく使用していました。

 《2》1995.4.24 不具合発生のため修理を依頼する。
 1.アナログの針が、分針と秒針が少しずつずれていくのです。4月1日に時報で正確に針を合わせました。ところが、2週間で20秒ほど秒針が進み、分針が少しずつ遅れるようにしてずれてくるのです。
 2.さらに、4月1日に正確に合わせたアナログとデジタル部分で、2週間で29秒ほどずれるのに気付きました。デジタル表示部分が29秒進んでいるのです。製品仕様によると、平均月差±20秒以内とあります。使用されているCMOS-LSIチップが不良品ではないのか、点検してもらうことにしました。
 3.時計をして走っている時に、二度ほど上蓋が開いて、少し危険な思いをしました。この接合開閉部分の調整もお願いしました。
 4.電話番号を記憶させているので、修理の際はデータのバックアップをしながらをお願いしました。電話などの文字入力には結構時間がかかるものです。時計を預けて不便な生活になるは、データの入れ直しをさせられるはでは、あまりにやり切れないので、あえて依頼したのです。
 5.この時計を1ケ月半ほど使用しての感想は、次のようなものでした。まず、製品としての仕上りが大分お粗末なようです。特に、時計機能の信頼性の欠如については、計算機メーカーだけに人ごとながらその技術力に危惧を感じました。価格も相当な額(3万円)を設定してあるのですから。10年以上前にカシオ社のパソコンやワープロを使っていたのですが、その頃の製品コンセプトとマシンの仕上がりが良かった記憶があったので、この種の未完成の製品を手にすると、市場に出す前の機能点検の甘さを感じます。よくある「これは仕様である」ということなら、新しいもの頂けないかとも依頼しました。私は本製品のテスターでもモニターでもなく、数万円という対価を支払った一購入者ですから、精度の低いLSIと長く付き合うことは希望しない旨を伝えました。
 ◎1995.5.19 修理完了
 ◎1995.5.24 受け取る。
 「修理報告書」によると、処理内容は〈アナログ部その他ムーブメント洗浄〉〈デジタル部その他モジュール交換〉とあります。請求金額は〈無償〉でした。しかし、お願いしたはずなのに、入力していたデータは、完全に消えていました。事前に確認はありませんでした。再度、電話番号などを入力しました。また、修理完了の時計を受け取った時、すでに外と中の時計に2秒の誤差がありましたが、これくらいならと使用を再開することにしました。

 《3》1996.2.19 やはり時計不調。保証期間満了前日に修理に出す。
 1.1995.10.1より1996.2.19までの5ヶ月ほどの間に、アナログ・デジタル共に2分も進むのです。ただし、内外の時計の差はありません。
 2.電話番号などを登録しているので、消えないように作業を進めてもらえないかと依頼しました。修理担当者と話をしました。この機種は分解修理にかかった段階でデータはどうしても消えてしまうとのことです。データをバックアップする端子がないそうです。3万円もするデジタル時計にしては、お粗末な設計仕様だと思いました。
 ◎1996.3.4 修理完了
 ◎1996.3.7 受け取る。
 「修理報告書」によると、修理内容は、〈デジタル部その他トリマーコン調整〉とのこと。当然のことながら、請求金額は〈無償〉でした。今回もまた、電話番号などを入力しなおしました。10年以上も前に、パソコンでデータを入出力できるEPSONのタッチパネル形式の腕時計を使っていたことを思い出しました。あれからコンピュータは驚くほど進歩したのに、腕時計にデータを入力する作業はかえって不便になったように思います。

 《4》1996.11.28 時計が使用不能になる。
 時計の裏蓋が浮き上がり、爪が入るほどの隙間ができていました。指で押すとはめ込むことができます。しかし、すぐにポコッと浮き上がるのです。しばらくしてから、時計が止まっているのに気付きました。内部のデジタル表示部分も消えています。裏蓋を押さえつけても、まったく動かないのです。購入店に持ち込んで修理依頼をすると、有償とのこと。それでも、とにかく修理に出しました。本日受けた連絡によると、見積額は4500円でした。お願いすることにしました。修理が完了しても、また電話番号を入力する仕事が待っています。暇つぶしに困ったときにやろうと思っています。

 その後の経過は、またここに追記します。
 なお、カシオの時計に関しては、6年前に時刻表が記憶させられる〈DATABANK〉というデジタル時計を購入しました。ところが、使用して2年ほどで液晶パネルの表示がおかしくなり、修理代金が購入価格より高かったので、同じ機種を買い換えたことがあります。
 というと、いかにも私が時計を酷使しているかのように思われるかもしれませんが、ごく普通に時計を利用しているつもりです。外出するときだけ時計をしますので、時計を身につける時間はすくない部類ではないでしょうか。
 
********************** 以上、再録掲載 **********************
 
 
 

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NPO法人〈源氏物語電子資料館〉広報室より

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