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2015年2月 5日 (木)

肩すかしだった関東の大雪予報

 天気予報では、今日の関東甲信越地方は大雪とのことでした。
 雪に脆いとされる都会は、この大雪にはすぐに過剰な反応をします。
 自然に逆らって存在する都会が抱える、人間としての負い目が露呈するのです。

 早朝の電車に乗ると、乗客のみなさんはダウンのコート、雨靴、丈夫な傘で備えは万全でした。
 これまでの苦い経験があるので、首都圏の雪対策はすでに学習済みです。
 首都圏は、人間としてやってはいけないことだらけで構築されているので、自然の脅威には従順です。

 しかし、お昼を過ぎてもみぞれ混じりの湿っぽい雪は降るものの、積もりそうにはありません。

 その後も会議や書類作りに忙殺され、雪で帰れなくなる前に職場を出ようと思いつつも、いつしか夜になっていました。

 20時頃になって、やっと仕事から解放されるメドがたちました。ブラインド越しに外を見ると、何と雪どころか雨も降っていません。

 大雪の中を帰る覚悟だったので、拍子抜けの感を拭えません。雨が上がっている中を立川駅に向かいながら、どうなっているのか狐につままれた気持ちでした。

 これは、良かったことなのです。しかし、最悪の事態を想定していた一日だったので、突然タガを外された心が居場所をなくして戸惑っています。気持ちの準備が、予想外の現実になかなか追いつきません。とにかく、天気予報は大きく外れたのです。

 電車の中でも、長い傘を持った人たちが、何となく手持ち無沙汰の面持ちで傘の柄を握りしめておられました。

 東京でも西郊に位置する多摩地区は、都内よりも格段に寒いところです。しかし、今日は大雪にはなりませんでした。緊張感が一気に解れ、うつらうつらとした電車での帰路につきました。
 
 
 

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NPO法人〈源氏物語電子資料館〉広報室より

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