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2015年3月24日 (火)

再録(20)NTT電話の怪(1998.7.28)

 不思議なことがあるものです。
 よくわからないままに、特に実害がない限りは問題にもならないことがよくあります。
 この話も、そんな部類に属することです。
 また、ここに出てくる「ISDN」とか「テレホーダイ」という言葉も、今では懐かしいものとなりました。
 通信環境は、この20年で一変しました。
 そんな変転の中での珍事といえる話です。
 
----------------- 以下、再録掲載 ---------------------
 
〔NTT電話の怪〕
 
 私が利用しているプロバイダー・奈良インターネット〈まほろば〉の接続電話番号の一つが変更になりました。そして、意外な出来事が今日ありました。

 我が家では、ISDNのアナログとデジタルの二回線をテレホーダイで利用しています。その内の、いつも利用する方のデジタル回線の番号が変更となるのです。今日、28日からとのこと。テレホーダイで登録している電話番号の一つを、NTTに変更してもらうことにしました。以下は、その顛末の報告です。

 まずは早速、我が家の担当支店であるNTT大和高田へ、フリーダイヤルで電話をしました。すると、116番に電話をして手続きをしてほしいとのこと。そこで116番に電話をすると、NTT奈良支店につながりました。
 テレホーダイの変更手続きをしたいという事情を説明すると、お宅の管轄のNTT大和高田支店が窓口になるので、この電話をそちらに転送します、とのこと。大和高田の方に変更の依頼をすると、私の身元確認をしてから、今は会社からですか、と聞かれたのです。いえ、自宅からですよ、と答えると、先方は怪訝そうに、奈良支店から転送されたので、と不審そうな声でした。

 我が家から116番に電話をしたら、奈良につながりました、と答えると、お宅の住所から116番をダイヤルすると、この大和高田支店につながるはずです、と仰るのです。
 そこで、最初から説明しました。

 まず、フリーダイヤルで我が家の集金や電話工事の担当である大和高田支店に電話をしたら、116番で手続きを、と言われたこと。
 そして、116番をダイヤルしたら、奈良支店につながったこと。
 そこから、大和高田支店に転送されたことを。

 すると、また電話口の方は、そんなはずはないと仰るのです。お宅から116番をダイヤルすると、管轄局であるウチの大和高田支店にかかるようになっている、とのことです。いや、事実を言っているのですというと、しばらく調べておれたが、理由がわからないので専門の人に相談するということになりました。それでも、そんなことは考えられないことなのだそうで、もう一度テストをしてみますと私から申し出て、一旦電話を切りました。

 そして、我が家の電話から116番をダイヤルすると、確かに奈良支店につながるのです。対応に出られた方に、先ほど電話をしたものだが、回線がおかしいようなのでテストをさせてもらった旨を伝え、再度大和高田に転送してもらい、このあるはずのない電話の迂回事象を、大和高田支店の方に納得してもらいました。

 聞くところによると、奈良県のNTTは、奈良支店と大和高田支店の二つでエリアを分けているそうです。そして、本年十二月にこの二つを奈良に統合する予定になっているようです。でも、まだ七月なので、と対応された方も不思議がっておられました。
 半時間後に調査の報告があり、最近、信貴山縁起絵巻で知られる我が町の電話交換機を、法隆寺のある隣の斑鳩町に入るようにしたことがあり、その時にデータが間違ったのかもしれない、とか、その時に何か不手際があったかもしれない、と、一応の返答をいただきました。

 そして、夕方また連絡があり、斑鳩町に回線を入れたときに、我が家のデータを入れ間違えたことが判明したのだそうです。そして、それは116番にかけるときだけのデータミスであり、他へ電話をしたときも遠回りをしてつながっていたのではない、との釈明がありました。

 今回の私からの指摘で、他のお客様にも迷惑がかかるところでした、私どもも助かりました、と仰っていました。感謝されても、そうでしたか、と答えるしかありません。

 それより、本当にこれまでの我が家からの電話が、116番だけが奈良局を通してかかり、いつも使う外線電話は奈良ではなくて大和高田につながっていたのでしょうか。我が家の山の下にある駅前には、無人の電話交換局があります。そこの電話交換機の仕組みのことは知りませんが、何となく不審な気持ちになりましたが、そう仰るのでそうなのでしょう。

 過去の電話代を調べるのは、面倒なのでしません。大体毎月一万五千円ほどでしょうか。これは、NTTのINSテレホーダイと遠距離電話用のDDIの利用料金を含めてのものです。
 私は携帯電話はタバコと同じで、人体に悪影響があると思っています。したがって、家族には自分たちの心身の健康と周りの人への迷惑をかけないために、利用を禁止しています。そのためもあって、月々の電話料金は、私や子どもたちがインターネットを使う家庭とすれば、こんなものでしょうか。というより、電話代の大半は、高校生の娘の分と思われるので、将来請求しようと思っているくらいなのですが。

 ということで、何やら不可解な出来事に遭遇しました。こんなことって、あるんですね。
 普段は、何も知らずにいるのでしょうが、たまたま116番に電話をしたことからわかった珍事です。
 機械というものは、本当に信用できませんね。
 というより、機械を操作する人間のミスも、常に考慮すべきなのでしょうね。

 それはともかく、対応してくださったFさんとKさん、お疲れさまでした。
 
----------------- 以上、再録掲載 ---------------------
 
 
 

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NPO法人〈源氏物語電子資料館〉広報室より

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