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2015年4月13日 (月)

気分転換の外泊と気ままなスイミング

 このところ根を詰めて取り組んでいる仕事が、いつまでやっても終わりそうにありません。
 出口がまったく見えないので、惰性のようにキーボードを叩き、画像を見つめる日々です。
 そうこうしている内にいつかは終わるはずだ、と自分に言い聞かせる、まさに修業中です。

 そんな中で、今夜は近県のホテルに足を留めています。

 久し振りにプールでひと泳ぎしました。20メートルほどのレーンが3つあるプールには、一組の外国の方がいらっしゃるだけでした。それも早々に上がられたので、後は一人でのんびりと水に浸かっていました。

 青く透き通った水の中で手足や首のストレッチをしながら、何年ぶりなのだろう、とあれこれ思いをめぐらします。何往復しても、この前に泳いだ記憶が蘇らないので、違うことを考えることにしました。
 私は泳ぎながら、いろいろと思い出したり考えたりするのが好きなのです。

 部屋に帰ってから、「無料高速インターネット接続手順」と表記されているシートを片手に、持参のパソコンにつなげようとしました。しかし、シートは日英併記なのに画面表示が英語主体です。おまけに手順がよくわからなくなり、フロントに電話をして教えてもらいました。海外ではこんなことはないのに、国内で表示された画面の理解に戸惑うとは……
 ここは日本なのにと、何やら不可思議な気分になりました。

 ここは、海外にもある、よく知られたホテルです。
 これまでに、エジプト・カイロとロシア・モスクワで泊まったことがあります。

 カイロでは、楽しい体験がありました。2005年の10月のことでした。
 このホテルチェーンらしく、博物館に近い立派なところでした。ただし、売り物の無線LANが部屋からは使えず、ロビーにパソコンを持って行ってつなげました。しかも、おそろしく遅い 無線 LAN だったので、画像などを送ることは断念しました。
 今残っている当時の記録は、あまり詳しく再現できないのです。サーバーがクラッシュしたために、いまだに復元できない記事が多いのです。

「【復元】人との出会いの背景にあるもの」(2011/2/3)

 モスクワでも、得難い体験をしました。
 この時は、有線の LAN でした。この時の記事も、断片しか復元できないままです。

「【復元】モスクワの旅(3)」(2011/4/5)

 そんなことが思い起こされ、ここが日本であることにあらためて気付きました。
 そんな中で、 Wi-Fi の無線 LAN に接続できても、あまりにも遅いので辟易しました。横に LAN のコネクタとEther ケーブルがあります。しかし、MacBook Pro をEther に接続するコネクタを日本で持ち歩くことはないので、それを使うことができません。

 ものは試しと、手持ちの iPhone によるテザリングでネットに接続すると、これは快適なのです。
 他のお客さんは、この遅い Wi-Fi の無線 LAN を使っておられるのでしょうか。
 800以上も部屋がある大型ホテルなので、無線が混信しているのでしょうか。

 さて、いつからスイミングと遠ざかっているのか、ということでした。

 こんな時には、日々記しているブログは便利です。日記なので、自分のこれまでの足跡が、いつでも確認できるのです。自分の過去は、知りたくもない、思い出したくもない、という方がいらっしゃるかもしれません。しかし、私は後ろを振り返り、自分を確認しながら前に向かうことがよくあります。

 2011年秋に、それまで長く続けていたスポーツクラブを辞めてからであることが、すぐにわかりました。京大病院で胃ガンの手術を受けて1年後なのです。いろいろと考えた末の、新しい生き方を模索している中でのことだったのです。

「スポーツクラブを退会」(2011/9/30)

 今は、ウォーキングをしています。しかし、こうして泳いでみると、張りつめた日々の中での息抜きと体調管理をしていた頃を思い出しました。しかも、銀座で夜中に泳いでいたので、今とはまた違う、何かと刺激的な日々だったのです。

 ゆったりと泳ぎながら、緊張感まっただ中のあの頃を思い出しながら、あらためて今はまた違う質の高い日々に身を置いていることを実感しました。

 気分転換となった、いい一夜です。
 
 
 

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NPO法人〈源氏物語電子資料館〉広報室より

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