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2015年7月 5日 (日)

江戸漫歩(106)「法典の湯」は紀元前百万年の「化石海水」

 千葉県市川市にある、住宅地の中の「法典の湯」に行ってきました。
 千葉県にありますが、一応、江戸漫歩の1つとしておきます。

 例年にまして、湿っぽい日々が続いています。
 しとしとと降るだけでなく、突然の大雨が間欠的に襲うので、天変地異を実感する夏の入りです。
 今年の祇園祭の天候が、今から気づかわれます。

 そのような中で、東京の宿舎には扇風機だけでエアコンがないこともあり、気分転換にもなるかと温泉浴に出かけたのです。

 JR武蔵野線の船橋法典駅から歩いて坂道を下った5分のところに、その温泉はあります。宿舎からは乗り換えなしの8駅目、30分です。通勤に立川まで2時間もかかっている身としては、その近さに拍子抜けしました。


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 この温泉のことは、以前、「江戸漫歩(41)楽天地天然温泉「法典の湯」」(2011/6/25)として書きました。4年ぶりとなります。

 あの時はどのような経路で行ったのか、どうしても思い出せません。乗り換えが面倒だったように思い込んでいました。
 武蔵野線、京葉線、地下鉄東西線に加えて日比谷線と、いろいろな行き方があります。その時は、あるいは西船橋でお買い物をしながら行ったのかもしれません。
 都心の便利な地域にいると、こんな悩ましいこともあるのです。

 ここの一番の売りは、やはり地下1,500メートルから湧き上がる紀元前百万年の「化石海水」で、塩分の強い天然温泉の源泉掛け流しでしょう。泥色の源泉は、温泉に入ったという気になります。
 雨に打たれながらの露天岩風呂もいいものです。
 鉱石を使った岩盤白湯の白濁の湯も、ありがたみを感じます。
 泥色と白色のお湯に交互に入ると、地底のミネラルを身体にたっぷりと吸収した気持ちになります。身体はほくほくとして、汗が滲み出るほどです。

 その後、よもぎのスチームサウナに入ると、「インドの温泉地ソーナ」(2012年02月06日)を思い出しました。

 現在、日本の各地で地震や噴火が起きています。温泉の恵みと裏腹に、火山列島ならではの災害が共存していることも実感させられます。自然との絶妙のバランスが保てるといいのですが……
 今は、人間の勝手な都合ではあっても、そこに狂いが生じているようです。

 一日も早い防災と安全対策が実を結ぶことを祈るのみです。
 
 
 

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NPO法人〈源氏物語電子資料館〉広報室より

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