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2015年7月25日 (土)

江戸漫歩(107)乃木坂での講演後に公園で盆踊りを見る

 国文学研究資料館では、歴史的典籍に関する大型プロジェクトが進行しています。
 国際的な共同研究ネットワークの構築へ向けた一大プロジェクト「日本語の歴史的典籍の国際共同研究ネットワーク構築計画」が、平成26年度からスタートしています。

 これは、人文社会学分野では唯一、かつ初めての大型プロジェクトです。
 今年は、10年計画の2年目に当たります。

 今日は、「日本語の歴史的典籍データベースが切り拓く研究の未来」と銘打った公開シンポジウムが、都内の乃木坂にある日本学術会議講堂で開催されました。


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 その内容は、以下の通りです。


公開シンポジウム
「日本語の歴史的典籍データベースが切り拓く研究の未来」

日時 2015年7月25日(土)
会場 日本学術会議講堂(港区)

プログラム
司会 谷川惠一
開会の挨拶 長島弘明
「日本語の歴史的典籍データベースの構想」今西祐一郎
「和算資料が示唆する数学の将来」上野健爾
「文理にまたがる古医書の研究」ミヒェル・ヴォルフガング
「日本古典籍からみた料理文化の展開--料理書から料理本へ」原田信男
「東アジア文献アーカイブスの現状と未来」内田慶市
討議
閉会の挨拶 木部暢子

 本日の講演の内容は、いずれまとめて公開されるので、ここでは少しだけ個人的な感想を記しておきます。

・西洋の数学に対する江戸時代の和算における発想のユニークさと、関孝和の人となりについて興味を覚えました。

・日本の古医書には写本が多いという事実を初めて知りました。また、日本の鍼灸に関する情報をもっと聞きたいと思いました。

・平安から鎌倉時代にかけての料理書について詳しく調べたくなりました。江戸時代の料理本の多さには驚くばかりです。

・私がデータベースに着手したのは1981年です。それから34年経った今、画像処理が向上したこと以外には特段のトピックは少ないようです。

 いずれの講演も、国文学以外の異分野・他分野における興味深い内容で、大いに刺激をいただきました。寒すぎるほどに空調がよく効いた講堂の中だったので、体温と知的興奮とが適度にブレンドされて、心地よいシンポジウムとなりました。

 帰りがけに、浴衣姿の女性を多く見かけました。


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 行き先を見やると、青山公園(次の写真右側の木立の中)に入って行かれます。


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 太鼓と撥の音が賑やかに聞こえるので、公園に寄ってみました。
 これは霞町盆踊り大会で、これから夕刻にかけて、ますます盛り上がりそうな雰囲気でした。


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 全国各地で盆踊り大会が催されることでしょう。
 夏がやって来た、ということを実感しながら帰路につきました。
 
 
 

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NPO法人〈源氏物語電子資料館〉広報室より

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