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2015年8月16日 (日)

京洛逍遥(373)雨間に6万人が見上げた大文字 -2015-

 夕方から雨が降り出しました。昨年の豪雨直後の京都五山の送り火を思い出します。

「京洛逍遥(335)大雨の後の如意ヶ岳を焦がす大文字」(2014年08月16日)

 それでも今年は、午後8時の点火の時には奇跡的に雨が止み、いつものように如意ヶ岳に「大」の字が描かれる炎のショーを見ることができました。

 今年も、出雲路橋を南に下った河原の芝生にビニールシートを敷いて、のんびりと点火から消えゆくところまでを見ました。

 最初に、「大」の字の交点に点火されます。この如意ヶ岳には75基の火床があります。そこに積み上げられた護摩木に次々と火がつけられ、次第に「大」の文字が夜空に浮かび上がるのです。その大きさは、左右160m、高さ80mもあります。


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 どでかい大文字が夜空を焦がすと、徐々に火の勢いは納まります。
 私は、消えゆく大文字も好きです。


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 今日は、松ヶ崎西山の「妙」と東山の「法」もはっきりと見えました。
 「妙法」は低い山に文字を刻むので、場所によっては見えないのです。


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 帰りの出雲路橋では、西賀茂船山の船形も見えました。


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 この船形が消えゆく頃には、雨がまた強く降り出しました。
 ちょうど送り火が焚かれる時に、雨はあがってくれていたのです。
 天の心遣いに感謝します。

 ちょうど帰ろうとしていた時に、河原を走る一団を見かけました。
 送り火をめぐって走っておられるのでしょうか。
 これには、私も参加したくなりました。


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 帰ってからニュースを見ると、大雨の昨年よりも2万人多い、6万人の人々がこの送り火を見送ったそうです。海外からの観光客も、年々増えているのがわかります。市内各所から見られるので、たくさんの方々に見ていただきたいものです。
 
 
 

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NPO法人〈源氏物語電子資料館〉広報室より

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