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2015年8月25日 (火)

しゃべるペン(音筆)で絵本の中の漢字と遊ぶ

 この本を開いて、紙面にペンを当ててスライドさせると、ペンがしゃべります。
 不思議な体験ができる『おとがでるえほん かいてみよう きいてみよう かんじ1』(桜雲会編、2015年3月)という本で、漢字と遊んでいます。

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 これは、視覚に障害のある子どもが、漢字の形を学習する本です。小・中学生向けに刊行されています。立川市中央図書館の調査資料係で、ハンディキャップサービスを担当なさっている福島さんと早坂さんに、この本のことを教えていただきました。いつも貴重なご教示を、ありがとうございます。


イラスト:たかはし こうこ
デザイン・DTP : Unison
音筆データ・作成:今人舎
朗読:益田沙稚子(おはなしピエロ劇団)
音声ペン:セーラー万年筆

製品の仕様
製品名 セーラー音声ペンAP-1B
外形寸法 長さ130mm、最大直径35mm
重量 35g(本体のみ)
使用電池 単4電池2本
メモリーカード マイクロSDカード(最大8GB)
USB USB2.0(データ転送に使用)
対応ファイル AP4
耐用温度 0°c〜+60°c
保管湿度 5〜95%RH
スピーカー 直径28mm、出力05W
イヤフォン出力 直径3.5mmステレオミニジャック
ストラップ 付属
稼働時間 4〜5時間
*AP4は、オーディオブック対応データフォーマットです。

 これは、目が見えない方々と一緒に変体仮名を読むことに挑戦している私にとって、いろいろなアイデアが湧き出ずる、非常に刺激的な道具です。

 触読研究で支援者として協力してもらっている淺川さんが最初に使ったので、その報告を以下に引用します。


さっそく使ってみました。
使い方は大変簡単で説明も丁寧でした。
上部にマイクがついているせいか音も大きめです。
電源を入れるときと切るときは、それぞれ異なる音が鳴ります。

左側のページは絵が主体の本で、学習する漢字を使った例文が書いてあります。
右側のページでは、学習する漢字の書き方が書いてあります。

例えば「九」という字を学習する場合、左側のページのイラストや文章にペンの先を当てると、例文をゆっくり読み上げます。

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 次に右側のページにいき、「九」の一画目の「はらい」にペン先をあてると「い・ち」、隣に書いてある方の文字にペン先をあてると「にーっい」と発音してくれます。


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 誰かが手を持って一緒に書いてくれるような感じがする本です。

 なお、ミニ USB 端子は、電源供給用として使用できます。
 いろいろな方に使ってもらい、さまざまな意見を聞いて、新たな活用方法を考えたいと思います。
 
 
 

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NPO法人〈源氏物語電子資料館〉広報室より

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