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2015年9月27日 (日)

江戸漫歩(113)深川の富岡八幡宮で聞いた和太鼓

 深川の富岡八幡宮は、日曜日には骨董市をやっています。
 散策を兼ねて、よく物色にでかけます。
 今日は、永代通りを歩いている時から、太鼓の音が地響きのように聞こえてきました。

 参道入口の大鳥居の下で、揃いの法被姿の集団が威勢のいい太鼓を響かせていました。
 「東日本大震災 義援金募金」としての活動のようです。


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 後で知ったことですが、この太鼓集団は深川富岡八幡宮の氏子で結成された「葵太鼓」のみなさんだったのです。
 どおりで、気合いが並大抵のものではありませんでした。

 インドへ行くといつも、ニューデリーにあるブッディストセンターに泊まります。
 そこはチベットの方が運営しておられる日本のお寺なので、毎朝6時に太鼓が鳴り、読経が始まります。
 私と太鼓のつながりは、このインドが唯一です。

 立川や金沢文庫のイベントで、太鼓のパフォーマンスを見たことがあります。
 あれは、たまたま見た、というものでした。

 今日の太鼓は、その迫力に圧されてしばし聴き入る共に、演奏しておられる方はもちろんのこと、その集団の他の方々が演者を見つめる顔つきも魅力的でした。

 参道に並ぶ骨董屋さんを覗き見ながら本殿に進むと、境内では東北物産展をやっていました。


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 東北出身の妻は、支援の気持ちも込めて買い物をしていました。

 帰りがけに元来た参道を戻ると、今度は別のチームの太鼓が鳴っています。
 この音が、先ほどの方々よりも格段に迫力があります。
 太鼓は、身体の芯から揺り動かす活力があります。見るからに力技です。


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 終わると、ほーっと息が漏れます。
 周りの方も、緊張が緩んだところで立ち去って行かれました。
 気持ちのいい余韻が、しばらくは体内に残ったままでした。
 
 
 

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NPO法人〈源氏物語電子資料館〉広報室より

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