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2015年11月29日 (日)

江戸漫歩(118)深川大鳥神社の酉の市

 昨年の今ごろ、大田区大森にある鷲(おおとり)神社の酉の市へ行きました。

 今年の酉の市は、一の酉が11月 5日(木)、二の酉が11月17日(火)、三の酉が11月29日(日)です。
 11月の酉の日は、年2回の年と3回の年があり、1年置きに来ます。といっても、来年も3回あります。
 今日はちょうど三の酉。
 「三の酉まである年は火事が多い」と言われているとか。
 二十歳の成人式の数日前に、住み込んでいた新聞配達店の火事で焼け出されました。身の回りの物をすべてなくし、鷲神社に数日避難した私にとって、鷲さんは忘れられない神社なのです。

 「江戸漫歩(92)大森の山王を散策し酉の市へ」(2014年11月22日)

 関西では十日戎と言って、新年の「えべっさん」がその賑わいを見せます。
 大阪の高校で教員をしていた頃には、仕事帰りに自転車で日本橋の電気屋街へ行くついでに、今宮戎に立ち寄って福笹をいただいたり、「福娘」を探したりしていました。

 調べてみたところ、この「えべっさん」と「酉の市」は、特に関連する行事ではないようです。

 関東一円では、年末の「酉の市」が鷲神社(大鳥神社)で催されています。
 こちらは熊手が縁起物となっています。

 日中はぽかぽか陽気だったこともあり、近所の富岡八幡宮へ恒例となっている骨董市に行ったところ、三の酉ということで境内の露店では骨董品ではなくて熊手を並べていました。


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 本殿では、七五三のお詣りで来た家族連れも含めて、長蛇の列でした。


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 実は、大鳥神社はこの本殿に向かって左の奥手にあります。
 ほとんどの方がそのことを知らずに、ここでお参りを済ませておられます。
 富岡八幡宮の参道で賑やかに酉の市の熊手が並んでいても、肝心の大鳥神社は末社として人目につかない奥にあるのです。

 ここの大鳥神社で熊手を求める方が少なかったのは残念です。
 私はいただきませんでした。しかし、ここの大鳥神社では、渡した熊手をすぐ横の社の前で、1つずつ神主さんが御幣でお祓いをしておられました。
 これで、ありがたみは倍増です。

 近くのホームセンターでは、早々とお正月の注連飾りや門松が並んでいました。今年は、クリスマスはすっ飛ばして、もう来年の準備にかかっているようです。

 そんなこんなで、江戸の歳末が肌身に伝わってくるようになりました。

 明後日から師走です。
 
 
 

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NPO法人〈源氏物語電子資料館〉広報室より

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