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2015年11月13日 (金)

京洛逍遥(383)お風呂屋さんで若手落語会

 2週間ほど前の話になります。
 月亭太遊の「ちゃいちゃい寄席」という落語会が、下鴨上川原町にある小さな銭湯「鴨川湯」でありました。


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 お風呂屋さんの定休日を活用した地元の寄席です。
 京都市内の銭湯を活性化するために、いろいろな銭湯を経巡るイベントでもあります。
 今回が、15回目だとか。初めて参加しました。


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 入口でもらった入浴券(430円)は、後日使えるので、お得な寄席です。
 脱衣場が会場です。
 ぎっしり満員だったので、50名以上は入っていたと思います。


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 銭湯というと、やはりコーヒー牛乳です。
 フルーツ牛乳はありませんでした。


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 出演は、桂一門2人と月亭一門3人です。

 桂あおば、月亭天使、月亭方気、月亭太遊、桂三幸の面々は、初めて見る方々です。
 みなさんの熱演の甲斐あって、子どもたちにも大受けでした。
 
 お風呂で使うプラスチックの腰掛けが、この日は間に合わせの見台になっていたのには笑いました。見台というのは、上方落語で使う小さい文机です。江戸の落語では使われない小道具です。


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 私は、最初に出られた桂あおばさんが一番よかったと思います。
 この方が、まずは会場の子供を含めたみんなの爆笑を取ったところから、この寄席は風呂場に集まった者が一体となったのです。

 この下鴨地域は、地蔵盆をはじめとして、地元のみなさんで取り組む行事がいくつもあります。
 そうした下地がある中なので、このようなイベントも盛り上がるのでしょう。

 演者のみなさんのますますの活躍を祈ります。
 そして、これを機会に、またこの地に来てもらいたいと思います。
 初めての地での落語会とは思えない、大盛況のうちにお開きとなりました。
 心ばかりの投げ銭を、と言いながらも、みなさんからは銭湯の洗面桶が一杯になるほど投げ込まれていました。
 
 
 

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NPO法人〈源氏物語電子資料館〉広報室より

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