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2015年11月 1日 (日)

古都散策(41)お茶で好みのお点前に出会う

 北大路橋から北山方面を見る賀茂川沿いの紅葉も、しだいに色の変化が目立つようになりました。
 植物園の横を南北に通る半木の道は、これからますます色の競演や変化が楽しめます。


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 今日は、お茶のお稽古で大和平群に行きました。
 竜田川と平群のお山は、京洛の北山よりも遅れながらも、少しずつ秋の色になっています。


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 十数年前に、私が毎日駅まで駆け降りた山道が通る木立も、しだいに紅葉と柿に包まれていきます。


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 今日から11月です。
 風炉から炉にかわり、炉開きのおめでたい日ということで、先生がお善哉を作ってくださいました。
 ただし、私は明日ちょうど京大病院の糖尿病栄養内科で診察があるので、お餅の入らないものにしていただきました。
 小豆だけでしたが、甘さが控えめで口に合い、おいしくいただきました。

 今日もわがままを言って、いつもの丸卓を使ったお手前でも、最初からお茶碗も荘(かざ)った形をお願いしました。
 総荘り(そうかざり)と言う扱いだそうです。

 最初から、棚の下段の地板に水指と蓋置と帛紗を、上の天板には棗、柄杓、茶碗を置いておくのです。この茶碗には、茶巾、茶筅、茶杓が仕組んであります。
 入子点では、杉の曲げ物の建水に茶碗を仕組むそうです。その茶碗も、今回はあらかじめ棚に荘っておくのですから、点てる方としては建水だけを持って出るだけです。
 お客人も、目の前の道具類を見ながら話ができる楽しみがあります。

 出入りが少ないこともあって、お年寄りが好んでなさるお手前だそうです。立ったり座ったりが少ないので、身体が楽なのです。

 それはそれとして、私が家で点てるお茶は、お作法などに拘らない仲間内のことが多いので、一緒に話をすることが中心です。そのために、あまり出入りのない、会話が途切れない流れを大事にしたいのです。

 そこで、丸卓を使ったお手前を中心にしたお稽古を、これまでにして来ました。
 さらに今日は、お茶碗までに荘ってあるのです。
 お客人の前でお手前を始めるまでが、とにかく簡素化されています。

 実際にやってみて、これは私にとって、身体にも感覚としても、気持ちよく馴染むものでした。
 
 これまでと大きく違うことは、仕舞いの茶筅通しの後、茶碗の中の水を建水にあけたら、茶巾を茶碗に戻すのではなくて、その茶巾で茶碗を清めるところでした。

 これは、私にとってありがたいお手前と言えます。

 いろいろなお手前はそれとして、年末年始に向けて、このお稽古に励もうと思っています。
 
 
 

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NPO法人〈源氏物語電子資料館〉広報室より

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