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2016年1月 1日 (金)

京洛逍遥(386)元旦の初詣は上賀茂神社 -2016-

 今年もおせちは、妻と息子の合作による味です。
 右の中央に「扇昆布」が、左に「葛素麺 開花宣言」が散らしてあります。


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 食後、息子を正客にして、入子点でお茶を点てました。
 回数を重ねると、少しずつ手が動くようになるのでおもしろくなります。

 例年になく暖かいお正月です。
 昨年は雪の中での初詣でした。

「京洛逍遥(341)未年の元旦は雪降る下鴨神社へ初詣」(2015年01月01日)

 今年は、上賀茂神社から先にお詣りです。


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 神馬の神山号は、今年も元気です。


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 チェーンソーアートのサルは力作です。


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 ならの小川の川岸に建つ歌碑に気が惹かれました。説明板には刻まれた元の文字表記に戻れない、現代式の翻字になっています。これは、明治33年にひらがな一文字に統一された仮名表記によるものなのです。


風そよぐならの小川の夕ぐれは
 みそぎぞ夏のしるしなりける
        (藤原家隆卿)

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 しかし、私は昨年のお正月以来、翻字は変体仮名交じりの表記にすべきであることを提唱しています。この歌碑を「変体仮名翻字版」で表記すると、次のようになります。


  藤原家隆
 風 そ よ ぐ
ならの小川
  夕暮
 三所ぎぞ夏の
  しる
    りける

 早いと来秋には約300文字の変体仮名がユニコードに登録され、コミュニケーションツールとして利用されることになります。
 全国各地の史跡の翻字を、この時代の流れを汲んで、そろそろその準備に入ってもいいのではないでしょうか。

 帰り道、京都コンサートホールと京都府立大学の間に建設中の新総合資料館の新年の姿を、通りから確認しました。この完成が楽しみにです。


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 自宅の紅白梅の蕾は、昨日よりも少し膨らんでいるようです。
 その後ろに、上賀茂神社でいただいた宝船を置いてみました。


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NPO法人〈源氏物語電子資料館〉広報室より

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