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2016年1月27日 (水)

京洛逍遥(391)京都のバスの運転手さんもいろいろです

 最近、長距離バスや観光バスなど、大型車の悲惨な事故を見聞きすることが多くなりました。
 東京と京都の往復に、夜行バスをよく使った者の一人として、思い出すとぞっとすることが何度かあります。
 私は、たまたま事故に巻き込まれなかっただけであり、幸運だったのでしょう。

 今は、心身の疲れを考えて、夜行バスの利用は控えています。しかし、あの便利さは捨てがたいものがあります。
 若者たちが利用するのはいいことだ、と思っていました。しかし、それも安全運転がなされてこそのことです。
 バス会社が、法令遵守で安全運行を心がけていかれることを、強く望んでいます。

 先日も、東京駅の八重洲南口には、これから発車しようと待機する長距離バスや夜行バスの列がありました。
 乗り込むのを心待ちにする人々の気持ちの高ぶりが、遠目にも見て取れます。
 その旅人の気持ちを大事にして、バス会社の方は楽しい旅の案内人となっていただけることを願っています。


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 街中で、通勤や買い物や観光と、私は乗り合いバスをよく利用します。
 いつごろからだったでしょうか。京都での運転手さんの運転ぶりと車内放送などが気になり出したのです。それ以来、バスを降りる時にその方のネームプレートを見て、その運転手さんの態度をメモするようになっていました。
 これは、非常に不愉快な思いをすることが多かったからでもあります。

 たくさんのメモの中から、この半年の間で好感をもった運転手さんのことを整理してみます。
 たまたま出会った運転手さんなので、運転ぶりはその日の気分や体調の影響もあるかと思います。しかし、それは一期一会ということにして、私が乗った区間での30分ほどの車内での印象を記し留めておきます。

 ここで取り上げるのは、京都駅前から出るバスと、府立大学前から出る、河原町通りと下鴨神社を通る205番のバスでのことです。

 まず、何度か同乗して一番感じがよくて好感がもてるのは、駒井和幸さんという若い方です。気持ちがいい運転であり、歯切れのいい車内アナウンスであり、乗降客への心配りが感じられました。今後とも、心地よい乗客サービスをなさることでしょう。この駒井さんが運転なさるバスに乗り合わせることを、いつも楽しみにしています。

 以下、私がいいと思った運転手の方々です。

 藤村和三さんは、乗り降り時に「ありがとう」とおっしゃる言葉遣いが、最低限の節度あるマイクの使用で、爽やかさがいいと思いました。
 芦澤寛繁さんと藤岡卓行さんは、停留所でのアナウンスが手短かで丁寧です。
 奥村嘉和さんと池田崇さんと櫻本暁士さんのアナウンスは、明るくハキハキしていて聞き取りやすく、キビキビしていて好印象でした。
 井本健一さん、平林良基さん、吉田則彦さん、荒木定司さんは、乗降客に対して優しく親切で、丁寧で誠意のある対応をなさっていました。
 
 以上はいずれも、年齢も若い方々なので、悪評高い京都のバスの運転手さんの中では、今後ともイメージアップに貢献されることでしょう。
 
 ついでながら、私が良くないと思う運転手さんも記録として残しておきます。
 
 YSさんは、とんでもない方でした。
 目が不自由な方と一緒に乗った時のことです。私が「京都駅前にいきますか?」と聞くと、「京都駅行きだから行かないわけはないでしょ」と、つっけんどんな対応でした。「行き先表示をよく確認しないで、慌てて乗ったので」というと、話にならんという不機嫌な態度で無視されました。非常に不愉快な思いをさせられました。おそらく、損な人柄の方なのでしょう。

 KKさんは、まだ私の足がステップを踏んでいる状況なのに、強引にドアを閉められたのです。ドアが肩にぶつかり、痛い思いをしました。車内でのマイクは親切だったので、朝から気分が優れなかったのでしょうか。降りる人がいるのに発車し、「降りられるんですか?」と、停留所の先で停めることが2回もありました。発車を急ぎすぎです。乗っていて、心休まることのない運転ぶりでした。

 KIさんは、若くて親切でした。しかし、気怠く小馬鹿にした喋り方で車内アナウンスをされます。観光客の方は一体どうしたのだろう、と思っておられることでしょう。
 この傾向は、年配の運転手さんに多いようです。若い運転手さんにはあまり見受けられない態度なので、記憶に残っています。

 MIさんとSUさんは、マイクの声が不明瞭でほとんど聞き取れません。年配の方に多いのです。

 HIさんは、ドアを開けるとき以外は一言も喋らず乗客に対して不親切です。

 KNさんは、無言で荒っぽい運転なので、乗っていて不安になります。

 SYさんは、車内アナウンスは親切な言葉遣いですが、首が痛くなるほどの荒っぽい運転をする方でした。
 
 運転手さんといっても、いろいろな方がいらっしゃいます。
 特に京都は観光地だけに、楽しくていい思い出を、バスの運転手さんがぶち壊しにしないでほしいと思っています。その意味でも、こうして、あなたが運転しておられる姿は見られていますよ、というプレッシャーをかけるのは、観光都市を守る観点からも必要な市民のチェックだと思っています。

 大多数の運転手さんは、まじめに勤務しておられます。しかし、えてして年配の方に、ふふてぶてしくて傲慢な態度が目に付きます。おそらく、ここでお名前をあげた好感の持てる運転手の方々は、そうした先輩を見て、ああはなりたくないとの思いから、誠心誠意お客さまを思いやる気持ちで運転をしておられるのでしょう。

 みなさんではないにしても、年配の運転手の方は、くれぐれも謙虚な運転を心がけていただきたいと熱望しています。
 若い方は、今のままで、京都を訪れるみなさんが気持ちよく旅を続けられるように、旺盛なサービス精神で迎え入れてあげてください。みなさんは、大切な役割を果たしておられるのですから。
 
 
 

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NPO法人〈源氏物語電子資料館〉広報室より

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