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2016年2月 7日 (日)

『立体〈ひらがな〉字典』を公開しました

 平成27年4月に採択された科研「挑戦的萌芽研究」では、目の不自由な方々と一緒に古写本『源氏物語』が読めないか、というテーマに取り組んでいます。

 関係者のみなさまのお陰で予想以上の成果があがり、科研のホームページ:「古写本『源氏物語』の触読研究」で多くの情報と報告を発信しています。

 今回、その中に『立体〈ひらがな〉字典』という項目を追加しました。

 これは、ひらがなの字形がより明確にイメージできるように、ひらがなの形をことばで説明した『字典』です。

 初めて取り組むものであり、問題も多々散見するかと思われます。
 実際には、手作りの厚紙凸字を触りながら、ひらがなの字形を確認するための説明文です。


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 ただし、上の写真のような触読用の厚紙凸字を、ネットでは体感していただけません。そのため、当座は文字による説明文でどこまでイメージを構築していただけるか、ということに留まるものです。今後は、3Dプリンタの活用など、さまざまな可能性を模索していくつもりです。

 暫定版であっても『立体〈ひらがな〉字典』を広く公開することで、異種他分野や障害をお持ちの方々からのご教示をいただけることを期待しています。
 少しずつ改良の手を加えて、便利な『字典』になるように育てていきたいと思っています。

 今回公開した『立体〈ひらがな〉字典』は、「挑戦的萌芽研究」において科研運用補助員として奮闘している関口祐未さんの試行版です。

 感想なども含めて、ご意見やアドバイスをいただけると幸いです。
 
 
 
 

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NPO法人〈源氏物語電子資料館〉広報室より

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