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2016年5月15日 (日)

京洛逍遥(407)5年ぶりに日曜日の葵祭

 今年の葵祭は5年ぶりに日曜日となりました。
 娘夫婦が葵祭の見物に来ていたので、早速お茶菓子を近所で買って来ました。周りに小さいながらも和菓子屋さんが数軒あるので、気が向いた時においしいお菓子で一服いただけます。
 そんなこんなで、午前中はお点前の特訓となりました。

 炉を閉じたので風炉の準備からです。しばらく使わなかった釜にしたところ、久しぶりに出したということもあり、赤い錆が釜の底に出ていました。この釜の手入れに小一時間ほどかかりました。仕舞い方がよくなかったようです。

 いつもよりも大きめの釜は、どっしりと座っているので、ゆったりとした気持ちになります。
 娘のダメ出しを耳にしながら、涼しそうなガラスの茶碗に薄茶を点て、婿殿に出しました。

 葵祭が自宅付近を通過するのは、午後2時40分頃です。それまで、昨年と同じように、ご近所の法乗院で琵琶の演奏を聴きながら、先頭通過までの時間待ちをすることにしました。ちょうど、この法乗院の前の北大路通りを巡行するのです。


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 昨年、次の記事に詳しく書いたので、琵琶のことはそれに譲ります。

「京洛逍遥(354)葵祭の直前に法乗院で琵琶の演奏会」(2015年05月15日)

 今日は昨年と違い、住職である岡田旭洋院主さんのお弟子さんの中でも、比較的稽古年数の若い4名の方の演奏からでした。「文覚発心」は語りと共に熱演でした。

 先生である岡田院主の「粟津ケ原」は、端切れのいい音と伸びやかな声で、じっと聴き入る演奏でした。

 終わってから娘が琵琶に興味を示すと、にこやかに撥を持って弾く手ほどきをしてくださいました。


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 琵琶を買って欲しいと言い出しかねないので、早々にお礼を言って、一階で緑茶をいただきました。お心遣い、ありがとうございました。

 2時過ぎに法乗院を辞し、北大路橋を右折して賀茂川を上り、植物園横にある飛び石のトントン(我が家の言い方です)の近くに見物場所を確保しました。賀茂街道を上って上賀茂神社へ向かう行列は、この桜並木の木陰で見るのが一番いいのです。

 先頭を行くのは、平成6年に創設された京都府警察平安騎馬隊です。
 その帽子(冠)に取り付けられた徽章がお洒落だと思っています。


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 行列の写真は例年とあまり変わらないので、今年らしいものを抜き出しておきます。


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 報道によると、500人の行列で、京都御所から下鴨神社を中宿りにして上賀茂神社までの8キロを歩いたそうです。
 葵祭は『源氏物語』に出てくるお祭りでもあり、平安時代の雰囲気を感じるようにしています。
 
 
 


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NPO法人〈源氏物語電子資料館〉広報室より

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