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2016年7月23日 (土)

江戸漫歩(131)赤坂迎賓館を見学

 東京の地下鉄は複雑です。今日も乗り換えで、一瞬パニックになりました。

 東京メトロ銀座線(下図オレンジ色)で赤坂見附駅まで行き、そこで丸ノ内線(下図赤色)に乗り換えて四ツ谷駅へ行こうとしていた時のことです。


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 事前に調べた路線情報によると、銀座線で赤坂見附駅の1番線に着き、そこから丸ノ内線の2番線に乗り換えて四ツ谷駅に行く経路が示されました。
 赤坂見附駅に着いてから、丸ノ内線に乗り換えるために、赤い表示があった丸ノ内線への階段を下りました。ところが、それは四ツ谷とは反対方向へ行く丸ノ内線なのです。
 慌てて構内図を見ると、何と先ほど到着した銀座線の1番線の真向かいの2番線が、丸の内線の四ツ谷駅へ行くホームだったのです。
 知っていると乗り換えが早くて便利です。しかし、まさか違う路線が向かい合うようにして並んでいるとは思いませんでした。
 親切なのか、何か事情があるのか、よくわからないままに一駅先の四ツ谷駅へ行きました。

 今回は、縁あってHさんの高配により、赤坂迎賓館の元館長だった小林秀明先生の解説を伺いながら、赤坂迎賓館の中と庭を拝見しました。小林元館長は国賓や皇族方の案内等をなさっていただけに、楽しいエピソードをたくさん聞くことができました。一般庶民には窺い知れぬ、いろいろなことがあるものです。

 まずは、正面の外観から。
 門はフランスから輸入したもので、中央上部には当初あった王冠が今はありません。その逸話も興味深いものでした。


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 西門から入った受け付けのセキュリティーチェックで、持参している飲み物を自分で一口飲むように、という指示がありました。

 私はペットボトルのお茶を持っていたので、係官の目の前でゴクリと飲みました。
 空港では、機械で容器を調べます。人の目の前で口付けでドリンクを飲まされるのは、一口とはいえ気持ちのいいものではありません。テロなどのことを考えると、仕方のないことかもしれません。しかし、これはお行儀のいいものではありません。何か別の方法がないのだろうかと思ってしまいます。かといって、紙コップを用意するわけにもいかないでしょうし。これから夏の暑さの中で、目の前で一口というのは、抵抗のある方が多いことでしょう。

 本館の中では、小林元館長の興味深いお話を伺いながら、豪華絢爛たる部屋を拝見しました。
 内部の様子や説明は、「迎賓館赤坂離宮」をご覧ください。

 昭和10年と15年の2度、満州国皇帝の溥儀がここに宿泊したそうです。
 現在、船戸与一の『満州国演義(全9巻)』の内、第4巻を読み終わるところなので、その様子が思い浮かび上がりました。

 天井画のだまし絵を堪能した後は、南の主庭を散策しました。


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 噴水の向こうには、ホテルニューオータニが見えます。


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 正面に回りました。


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 内部といい外観といい、フランスのベルサイユ宮殿に似通うところがあります。
 そんな中で、屋根の上に1対の甲冑が置かれているところだけは、日本的なものとなっています。口元は、仁王像や狛犬よろしく、阿吽の形です。


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 ネオバロック様式の壮麗な洋風建築だと言われています。しかし、日本的なものも、わずかながらも取り入れているところに、明治時代の設計らしさを感じました。

 国際交流の窓口である迎賓館です。今日は、念願の赤坂迎賓館を拝見できたので、次は「京都迎賓館の一般公開」に参加したいと思っています。
 
 
 

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NPO法人〈源氏物語電子資料館〉広報室より

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