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2016年8月29日 (月)

血糖値は下がり、ガン治療は「卒業」から「終診」へ

 早朝より京大病院へ行きました。
 8時15分から受付開始です。ただし、その自動再来受付機での受付が早い者順なので、さらに30分前には行っておかないと、8時半からの採血がどんどん遅れます。採血の結果は1時間後に出て、それを受けて診察となるのです。
 まさに、逆算での行動を強いられます。

 今日は朝7時に家を出たので、先月よりも早めのパターンで検査と診察が受けられるはずでした。しかし、そうは問屋が卸しません。いろいろなことがあって、やはり午後までかかりました。

 おまけに、今日はいつもの糖尿内分泌栄養内科に加えて、消化管外科も入っています。さらには、栄養指導もあるので盛りだくさんです。

 尿と血液検査が終わると、すぐに放射線検査です。これは、6年前に胃ガンで消化管を全摘出の手術をした後の、再発などの検査です。5年目の昨夏、無事にガン治療は晴れて「卒業」と宣言されました。

「私のガン治療は今日で卒業となりました」(2015年08月13日)

 しかし、腹腔鏡手術の開発者で主治医だった岡部先生が大津の病院に転任されたこともあり、引き継がれた久森先生は、その後も半年毎の検査をして経過を観察してくださることになりました。その道の権威から受け渡されたこの身体を、納得ができる状態で終了にしたいと思われたのでしょうか。私が希望したこともあり、術後5年が経った後も、診ていただいているのです。

 今日は、胸部と腹部全部をCTスキャンしました。書類をPDFにするように、身体を画像化して点検するのです。
 先月は、東京共済病院の脳ドックで頭部のCTスキャンを受けました。今回は、造影剤を腕から注入しながらのスキャンです。この造影剤が入ると、身体がほくほくと熱くなります。

 両手をバンザイして、半円筒の中を行き来します。その私の姿は、「ウルトラマン」の気分というよりも、私が育った時代でいうと「ナショナルキッド」や「海底人ハヤブサ」です。ひ弱な私のことなので、「大魔神」や「マグマ大使」のような迫力はありません。

 今日の検査で使った造影剤は、「ムニパーク300注シリンジ100ml」だそうです。その薬のことを明記した説明書をいただきました。読んでも意味不明です。しかしこの病院は、丁寧な説明がなされるので、安心して任せられます。

 検査後は水分を十分に補給するように、とのことだったのでドリンクを飲んでいたところ、すぐに糖尿内科の診察の呼び出しが、手渡されていたリモコン端末に表示されました。ドリンクを飲んでいた途中で慌てて診察室に入ると、まだ血液検査の結果が来ていないのでしばらく待ち合いで待っていてください、とのことでした。

 今日は私が大好きなこの病院で一日を過ごすので、何も急ぐことはありません。
 いつものマイ・スタディ・エリアで、時間待ちを兼ねた仕事に没頭しました。
 この病院に来ると、安心感もあってか、仕事がはかどります。

 糖尿病内科では、主治医の長嶋先生から、開口一番、栄養管理が良いと褒められました。
 今日のヘモグロビン A1cは「6.9」。前回の「7.4」からグンと良くなっていました。しかも、骨折をすると血糖値は上がるそうなので、さらに驚きです。もし骨折していなかったらもっといい結果だったはずだ、と楽しそうにおっしゃいます。

 体重がこの夏場に1キロ以上も増えて51.5キロ前後になっていることも、体調管理が理想的になされているからだそうです。体重を維持するためにも、バランスのとれた今の食事を続けるといいそうです。先生が口癖の、「バランスのとれた豊かな食生活を」、ということです。

 毎回指摘されていた鉄分の欠乏症も、十分に取れているのでこれなら大丈夫だと言われました。
 これまでは2ヶ月毎の検査と診察でした。しかし、この調子なら3ヶ月毎にしましょう、とのことでした。嬉しいことです。

 次は11時から古御門先生の栄養指導でした。しかし、先週病院宛に私から送った最近の食事記録が、どうしたことか、今日病院の担当課に届いたのだそうです。そのため、提出された記録を確認し、計算をしてからにしましょう、とのことで、次の消化管外科を先に受診することになりました。

 病院内を目まぐるしく移動する一日です。

 消化管外科では、午前中に実施したCTスキャンの結果を踏まえて、ガンに関してはまったく問題はないとのことでした。
 全摘出手術から6年たち、そしてこの結果なので、もう「終診」にします、おめでとうございます、とのことばをいただきました。上記の通り、昨年は「卒業」でした。さらに念のために検査をしてくださった上で、「終診」となったのです。
 ありがたいことです。何かあったらいつでもどうぞ、ということで、この消化管外科に来るのは余程の時ということになります。

 消化管を切除したことに関連して、半年ごとにメチコバールを筋肉注射してもらっていました。これは、錠剤では吸収されにくいからということで、注射による対処となったものです。今日注射をしていただいたので、次は、来春に糖尿病内科で注射をしてもらいます。これだけは、今後も続くようです。

 予定よりも大幅に遅れて、最後に栄養指導を受けました。
 今も、食事では悪戦苦闘中です。食事途中で、しばしば腹痛に見舞われるのです。しかし、それは私が消化管を持たないためのことであって、どうしようもないのです。この身体に付き合っていくしかありません。

 あらかじめ提出しておいた食事の記録をもとにして、丁寧な説明をうかがいました。栄養指導という観点からは、この調子でいいそうです。

 私の最近の食事を点検し、計算してくださった結果、たんぱく質30%、脂質40%、炭水化物30%という比率でした。普通は、炭水化物が50~60%なので、私は極端に少ないのです。これは、私が糖質制限をしていた頃のイメージが今も残っているために、つい糖質を避けていることと、妻の配慮によるものです。
 もっと炭水化物を摂ってもいいということと、それとのバランスでタンパク質を減らしてもいいかな、というアドバイス等をいただきました。

 一日の摂取カロリーは、今回の私の数値は2,200キロカロリーでした。これまでの私に対する指導は、1,800キロカロリーだったので、大幅にアップしています。これは、妻との相談で、今夏は体重を1キロ増やそうという目標があり、血糖値のことはそれから考えることにしたことに原因があります。しかし、これが良好な結果につながったのです。

 栄養士の先生は、私にはこれくらいの高目のカロリーが合っているのかもしれないので、炭水化物のことも含めて、このまま続けてください、とのことでした。

 一日がかりの検査と診察と相談に終始しました。その結果は、非常に得るものが多かったので、満足して病院を後にしました。

 雨が降り出したので、タクシーを使って京都市役所へ行って所用を果たし、颱風が関東東北に上陸しないうちにと、大急ぎで新幹線で上京しました。

 以上、冗長ながらも、我が身を気遣ってもらっている関係者への、一区切りの朗報といえる報告です。もっとも、すべては妻の采配による結果ですが。
 
 
 

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NPO法人〈源氏物語電子資料館〉広報室より

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