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2016年11月 1日 (火)

室伏信助先生と荻窪でお話をしました

 以前から室伏信助先生に頼まれていたことを果たすために、荻窪のご自宅に伺いました。

 私を信頼してのことだったので、ご期待に添えなかったら申し訳ない、との思いで拝見しました。結果的には、とにかく無事に用件は終えることができました。一安心です。

 その後、駅ビルでお食事をしながら、いろいろなお話をしました。
 先生は日本酒の「八海山」を、私は麦焼酎「吉四六」をいただきました。

 先生とこんなにゆっくりとお話をするのは、『もっと知りたい 池田亀鑑と『源氏物語』 第1集』(平成23年5月)に収録した対談、「『源氏物語』本文研究のこれまでとこれから」の時以来です。あれが平成22年12月だったので、4年も前のことになります。4時間もの長時間の対談にお付き合いいただきました。
 今日も、それに近い長時間、楽しくお話ができました。

 先生のお歳を伺って驚きました。私との間に、ちょうど伊井春樹先生がおられることがわかりました。
 お顔の様子がいつもの通りで、肌の色艶も若々しいので、伊井先生の数年上くらいに思っていたのです。

 話題となっている人の名前を思い出せないことが、先生と私で共通することでした。私の方が二回りも下なのに、加齢ですからとか老化ですね、と私の方が言い訳をするのですから、お恥ずかしい限りです。

 過日刊行した『国文学研究資料館蔵 橋本本『源氏物語』「若紫」』(2016年10月)の編集後記に、次のように書きました。


 本書との出会いは、国文学研究資料館に収蔵されてすぐの平成一六年に、室伏信助先生(跡見学園女子大学名誉教授)とご一緒に閲覧した時である。この「若紫」は、一時期は室伏先生のお手元にあったため、数十年ぶりのご対面の場となったのである。先生は、この本が棚にあった時には『源氏物語』の本文に興味や関心がなかったので、と当時を振り返りながら感慨深げに話してくださったことが思い出される。こうして身近にあるのだから、君もじっくりと本文を調べて、あらためて報告してください、とおっしゃったことばが忘れられずにここまで来た。あれから十数年が経過した今、遅ればせながら室伏先生に影印本としてではあっても、直接本書をお手渡しできることを嬉しく思っている。

 橋本本「若紫」の影印本を室伏先生にお手渡しできたことは、12年越しの宿題を果たしたことになります。ご恩返しの一つとなったことに安堵しています。

 先生は大先輩なのに、いつも気さくにお話ができます。優しい先生に感謝しています。
 近日中にまたお目にかかることがありそうです。
 東京にいるうちに、たくさんのお話を伺いたいと思っています。
 
 
 

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NPO法人〈源氏物語電子資料館〉広報室より

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