カテゴリ「9.1-NPO」の64件の記事 Feed

2013年3月 2日 (土)

NPO法人〈源氏物語電子資料館〉の新会員募集のご案内


 特定非営利活動法人〈源氏物語電子資料館〉への活動支援に関するご案内です。

 平成24年10月12日に京都市へ申請したNPO法人〈源氏物語電子資料館〉の設立が、平成25年1月31日に認証され、平成25年2月4日に法務局等への正式な手続き等をすべて終えました。

 この法人では、その目的を達成するため、次の事業を行います。


①『源氏物語別本集成 続』等の学術出版の支援
②『源氏物語』に関する諸情報の整備と公開
③『源氏物語』に関する国際文化交流
④『源氏物語』に関連する研究支援と資料の翻字・校正及びデータ入力の代行
⑤『源氏物語』の普及のための講演会や懇談会及び勉強会や物品販売等
(以上、定款より)

 本来なら、ホームページなどでご案内すべきところです。しかし、ホームページもパンフレットも、現在鋭意作成している最中です。ただし、いろいろと問い合わせもありますので、取り急ぎこの場でご入会についての説明をいたします。本当にありがたいことに、どうなっているのか、とのご心配をおかけしているようなので、少し早めのご案内となります。

 これまでに、3種類の法人口座が開設できました。
 平成24年度の活動については、今月3月末の決算を迎えるまでに、活動支援資金としての会費等について、その対処を明確にしておく必要があります。現在は、3冊の通帳共に0円が記載されています。

 定款では、以下のようになっています。


附 則
1 この定款は、この法人の成立の日から施行する。
(中略)
6 この法人の設立当初の入会金及び会費は、第8条の規定にかかわらず、次に掲げる額とする。
(1)正会員 入会金 10,000円(学生は免除)
       会費  10,000円/年
(2)サポート会員 入会金      0円
          会費(登録料)5,000円/年
(3)賛助会員   入会金      0円
          会費 1口  30,000円/年(1口以上)

 ここで言う「サポート会員」とは、実際に活動や作業に従事していただき、会から謝金をお支払いする対象となる方です。現在はまだ準備段階で活動がないので、今回お願いする支援は(1)正会員と(3)賛助会員です。賛助会員については、お名前を掲示させていただくことになります。

 設立初年度となる今月3月からご支援をいただく正会員及び賛助会員の方には、1万1千円で新会員となっていただくことになります。平成24年度の年会費は、活動期間が1ヶ月しかないために1千円です。

 なお、会員の特典などについては、近日中に公開するホームページに明示します。
 今は、これまでの活動をご理解いただいている方々に、この時点でご支援をいただける会員として、入会手続きのお願いをするものです。

 本法人の支援をしてくださる方には、以下の3つの口座のいずれかに、会費等を振り込んでください。
 当面は、振り込みの名前で確認をします。振り込まれましたら、お名前・振込日・銀行名を、伊藤鉄也(npo.gem.info@icloud.com)宛のメールにてお知らせください。
 メールをいただいた時点で口座を確認し、折り返しのメールで受領の返信とさせていただきます。

 なお、領収書の発行については、住所などの個人情報が必要となります。当面は、領収書が必要な方のみとします。必要な方は、メールにその旨を明記の上、送付先住所のご指示をお願いします。

 以上、やっと本法人の具体的な活動について、お知らせと会員募集のお願いができる段階となりました。
 ご理解とご協力のほどを、どうぞよろしくお願いいたします。

---------------------------------------------------------------------
(1)取引銀行:京都銀行 下鴨支店
取引店番:142
口座番号:3359090
口座名義:トクヒ)ケ゛ンシ゛モノカ゛タリテ゛ンシシリヨウカン
   特定非営利活動法人源氏物語電子資料館
   (山カッコがないことにご注意ください)
---------------------------------------------------------------------
(2)取引銀行:ゆうちょ銀行
記 号 :14460
番 号 :45621781
・他金融機関から振り込む場合
店 名 :四四八(読み ヨンヨンハチ)
取引店番:448
口座番号:4562178
口座名義:トクヒ)ケ゛ンシ゛モノカ゛タリテ゛ンシシリヨウカン
   特定非営利活動法人源氏物語電子資料館
   (山カッコがないことにご注意ください)
---------------------------------------------------------------------
(3)取引銀行:三井住友銀行 京都支店
取引店番:496
口座番号:8925177
口座名義:トクテイヒエイリカツト゛ウホウシ゛ンケ゛ンシ゛モノカ゛タリテ゛ンシシリヨウカン
   特定非営利活動法人源氏物語電子資料館
   (山カッコがないことにご注意ください)
---------------------------------------------------------------------
 
 
 

2013年2月24日 (日)

三井住友銀行に口座を開設できました

 一昨日は、京都駅前のメルパルクで総合研究大学院大学の教授会が開催されました。
 毎年、秋は東京で、春は京都で開催されます。

 毎度のことながら、100人以上もの出席者の意思を確認しながら議事を進行される議長のご苦労には、学ぶべき事が多いのです。今回もそうでした。完璧な議事進行のルールなどはないので、今後とも検討すべき課題がいろいろとあるのです。みんなでルールを決めることは、会議の運営としては正常なありようです。

 会議の後、京都駅の北側にある東本願寺南東角にある、「すき家」烏丸七条店に行き、間食をいただきました。
 「すき家」と言えば、当然、糖質制限食である「牛丼ライト」です。
 
 
 
130222_sukiya
 
 
 

 ここの「牛丼ライト」は、ツユが多かったように思います。私は名前に「鉄」が付くのに、鉄分が不足しているのです。一緒に「ひじき」を追加しました。
 ここの「牛丼ライト」は、少しだけ温めてある感じがしました。もっとしっかりと温めてほしいものです。
 
 その後、すぐそばのヨドバシカメラで、iPhone と iPad mini のアクセサリーを買いました。
 着々と、デジタルデバイスによる情報管理が進行しています。
 
 さて、先週、三井住友銀行から突然電話があり、口座開始にゴーサインが出た、とのことでした。
 審査を急いでもらえたようです。意外に早く結果が出たので、驚きと安堵が入り交じります。

 持参する書類は、再度、法人の印鑑証明・登記事項証明・銀行届出印・身分証明のための保険証と免許証・事務所の建物の謄本でした。
 朝9時に私の家屋の謄本を取りに、あの! 法務局へ行きました。
 家屋の謄本は、誰でも、いつでも、印鑑も身分証明もなしに、自由にとれるのです。1通700円です。
 家の情報は、すべて公開されているのだそうです。

 次に、税務署へ行きました。確定申告の人で賑やかです。
 法人設立に伴い、税務関係の書類を提出しました。
 この時、2枚複写の用紙にカーボン紙を使って書くように言われました。そして、受け取ったカーボン紙を下に敷いて書きました。ところが、何十年ぶりかに使ったこともあり、裏表を間違えたために、2枚目の正本には何も文字が写っていませんでした。何とも、みっともないことです。

 それにしても、今やノーカーボンに慣れてしまっていて、この昔懐かしいカーボン紙の使い方をすっかり忘れてしまっていたのです。溜息交じりで、筆圧しか残っていないもう1枚の用紙に、同じことをもう一度書きました。
 
 その申請受付書を持って、10時に三井住友銀行京都支店へ行き、口座開設の手続きをしました。
 書類のやりとりで、少し時間がかかりました。しかし、無事にお昼までに新しい銀行通帳がもらえました。

 インターネットバンキングについては、三井住友銀行ではマッキントッシュに対応していないとのことなので、マックユーザーの私は申し込むことすらできません。マックユーザーは締め出しなのです。
 窓口の方には、一応、利用者を差別しないでほしいと、ほんの一言だけ厭味は言っておきました。

 この三井住友銀行も京都銀行も、法人口座の場合のネットバンキングについては、何かと手数料や利用料金が設定されています。個人口座の場合は、無料でネットを活用した預金管理ができます。しかし、法人口座はそうではないことを、今回初めて知りました。いろいろと法的な問題があるのでしょう。詳しくはわかりません。とにかく、ヘーッの連続です。

 ゆうちょ銀行は、ネットが無料で自由に使えます。これは、ありがたいことです。

 それはともかく、三菱東京UFJ銀行に見切りをつけて、三井住友銀行に取り扱い銀行を変更して正解でした。気持ちよく口座が開設できたのですから。

 以下にあげるのが、今回の口座番号です。
 会費などの振り込み・入金にご利用いただければ幸いです。


取引銀行:三井住友銀行 京都支店
取引店番:496
口座番号:8925177
口座名義:トクテイヒエイリカツト゛ウホウシ゛ンケ゛ンシ゛モノカ゛タリテ゛ンシシリヨウカン
   特定非営利活動法人源氏物語電子資料館
   (山カッコがないことにご注意ください)

 これで、NPO法人〈源氏物語電子資料館〉設立に関する事務的な手続きは、すべて終了となりました。
 いろいろなことがあり、遠回りをしたようにも思います。しかし、着実に法人設立が完遂しました。

 関係者のみなさま、ありがとうございました。
 そして、今後とも、ご理解とご支援を、どうぞよろしくお願いいたします。
 
 
 

2013年2月19日 (火)

法務局のミスで市役所への登記完了届出書が不受理になりました

 先週のドタバタ騒ぎを、これも記録の1つとして残しておきます。

 法務局が作成した、NPO法人の「登記事項証明書」に読点が1つないというミスがあり、とにかく翻弄されました。

 京都市からNPO法人の認可を受け、最終段階となる登記を京都法務局に提出した時のことは、「法人登記のため小雨の中を走り回る」(2013年2月 5日)に詳しく記したとおりです。

 ところが、です。

 上記のブログにあるように、京都法務局に「特定非営利活動法人設立登記申請書」を提出し、バタバタとやりとりがあったものの、無事に登記が完了しました。そのことを受けて、その週末にまた法務局へ行き、「登記事項証明書(履歴事項全部証明書)」や「印鑑証明書」を発行してもらいました。それを受け取ったその足で京都市役所へ行き、「法人等設立届出書」を提出すと、一連の法人設立のための手続きがすべてが終わるはずでした。

 ところが、世の中には不条理なことがあるもので、何とも思いがけない書類上のミスが発覚したのです。

 市役所の窓口である文化市民局地域自治推進室へ書類を持って行き、市民活動支援担当の方に「設立登記完了届出書」を渡しました。いつもの姫野さんは、ちょうど別の対応に追われていたため、東垣さんが目を通して下さいました。そして、これで一段落と思う前に、この法務局で発行された証明書は、市役所に提出した定款と異なるところがあるので、登記完了は認められない、とのことでした。青天の霹靂とはこのことです。

 詳しい説明を伺うと、「目的等」という項目の文言は、定款と一字一句違えてはいけないのに、最初の行にまず間違いがあるため、これは正式な証明書とは見なせない、とのことなのです。

 問題の箇所は、写真の赤丸のところです。
 定款では、「……データベース化は、『源氏物語別本集成』と……」となっているのに、この証明書では「……データベース化は『源氏物語別本集成』と……」と、読点がないのです。
 
 
 
130215_toukisyoumei
 
 
 

 さすがプロだ、と感心しながらも、なぜこのようなことになっているのかに気が回りました。頭の中はフル回転です。

 担当者の方の話では、法務局に CD-ROM やUSBなどのデータで渡したのでないのならば、担当者が提出書類を見て手入力をするか、OCRで読み取って文章にする、とのことでした。そして、今時手入力ではないでしょうから、OCRで読み取った可能性が高い、との言われるのです。そして、向こうもこの仕事が専門なので、何度も確認をしているから入力に間違いはないと思われる、とのことです。ということは、私が法務局に提出した書類が古いバージョンの可能性がある、という流れになりました。

 私としては、マッキントッシュのタイムカプセルでデータのバックアップの管理はしているし、自分でも間違わないようにバージョン管理をしていることを説明しました。マッキントッシュのタイムカプセルでは、何月何日何時何分の時点での文章の復元ができるので、家に帰ればこの間違いの経緯が判明する、と答えました。しかし、どう見ても私の方が形勢不利であることは否めません。そんなことよりも、一刻も早くこの事態に対処しなくてはなりません。

 市役所の担当者の方の話では、法務局で証明書の原本に校正をかけてもらい、その後に証明書を請求することになるので、少なくとも1週間はかかるでしょう、とのことでした。とにかく、それでもそうせざるを得ません。大急ぎで歩いて、また法務局へ向かいました。

 その道々、なぜこのようなことになったのかで、頭は目眩く思いでいっぱいです。
 私が何かの手違いで古いバージョンの原稿をコピー&ペーストした、ということになります。しかし、この部分は昨年の10月以来、変更のなかった部分のはずです。しかも、古い文書の一部をコピーするなど、自分がしたとは思えません。
 しかし、この最初の行末の禁則処理をするための、私がこの読点をいじった、ということも考えてみました。次第に、自分を責める自分と闘っていたのです。

 一体、何がどうなっているのか。混乱した思いのままに、法務局へ急いだのです。とにかく、事実が知りたい一心でした。

 自分は間違っていないはずだ、との思いが強い中で、いや何かの間違いをしたのでは、と自分を責めるところもあります。自問自答しながら歩いていたのです。
 それでも、とにかく、法務局で私が提出した文書の原本を見れば、この読点が1つないという事の、本当のことがわかるのです。

 法務局の窓口では、先般相談に乗ってくださった方が対応してくださいました。そして、すぐにその文章を入力して作成された方に、事情を説明し、確認しておられます。私は、その横顔を食い入るようにジッと見つめていました。そして、事態は法務局のミスの雰囲気が伝わって来だしたのです。そして、入力なさった方と共に、お詫びに来られました。

 私が提出した書類の当該部分はこうなっていました。
 
 
 

130215_genbun
 
 
 

 赤丸が付いているところに、読点があるのが確認できます。
 そして、入力担当の方は、この読点の入力を見過ごされたのです。

 さて、それでは正しい証明書はいつ、どのようにしてもらえるのか、ということになりました。
 私は、入力された文書に読点を1つ入れるだけなので、すぐに証明書の再発行をしてほしい、とお願いしました。すると、驚くべき答えがなされました。入力後、データは廃棄したのだと。嘘だろう、と思いました。

 また、それでは、再度OCRで読み込めば、すぐにできるでしょう、と尋ねると、OCRは使わずに、すべて手入力なのだそうです。またもや驚愕の事実です。
 そして、2度とこのようなことがないように、慎重に点検するためにも、今日中には証明書の発行はできない、とのことです。逃げるな、と叫びたい気持ちを、グッと堪えました。

 実は、この手続きにはウエブや電子データで申請できるのです。しかし、それはウインドウズによるものに限られ、私のようにマッキントッシュを使う者には、その方途が用意されていません。今は差別だ、とは言わないでおきます。

 それにしても、担当者の話には何やらごまかしがありそうです。嘘が見え隠れしています。何かあるな、と思いました。しかし、それをあげつらう余裕は、その時の私にはありません。

 先日私の相談を担当なさった方は、私が週末に京都に帰り、週明けの月曜日には東京へ行くことをご存知です。このままでは、証明書を入手するのは、さらに1週間後になります。逃げるな、と言いたい思いをじっとこらえて、とにかく月曜日の朝一番で登記事項証明書をもらい、すぐに市役所に持って行って登記完了にしたい気持ちを伝えました。

 必死になるのが、主客転倒しています。しかし、相手の責任を攻めても、何もいいことはありません。こうした相手を思いやる気持ちを持つのが、日本人のいいところだと言われています。
 しかし今、私がすることは、一刻も早く証明書を入手することです。

 月曜日の早朝、上京の準備をしている私のもとに、法務局から電話がありました。証明書が渡せるようになったと。
 そして、あろうことか、1通でいいですね、という言葉が耳に届きました。何を寝ぼけたことを。

 先般、私は証明書を3通請求しました。そのための料金である、1通700円かける3部の料金を払っています。それなのに、あの時に受け取った3通すべてが何の効力のないものであり、新たにもらえる本物が1通では、これは割に合いません。とにかく先週は、その偽物とも言うべき、市役所が正規の書類ではないと判断して受け取ってもらえなかった証明書の3通分の料金を支払っているのです。そのことを言うと、渋々3通用意します、とのことでした。
 どこまで逃げようとするのか、と言いたい気持ちを、グッと抑えました。

 法務局へ大急ぎで行き、今度はとにかく正式な証明書を3通受け取り、また大急ぎで市役所へ向かいました。
 今度は、しっかりと読点がはいっています。
 
 
 
130218_toukisyuusei
 
 
 

 法務局の担当者は、私の目の前で見苦しい弁解をしておられました。しかし、それは時間もないことなので無視しました。聞いても詮ないことなのですから。今後は、もっと真面目に仕事をしてほしいものです。

 2月18日午前、無事に市役所で「設立登記完了届出書」を受理していただけました。
 京都市役所の東垣さん、懇切丁寧なご教示に感謝します。

 その時、まだすることがあるとのアドバイスをいただきました。
 それは、烏丸御池の交差点角にある、京都市行財政局税務部法人税務課法人市民税担当に、「法人等設立届出書」を提出することと、京都府の法人税、さらには税務署へも行く必要があるそうです。これは今すぐではないものの、後で脱税にならないように対処すべきことだ、とのことでした。

 出来るときに出来ることを、との方針でいるので、すぐに烏丸御池の法人市民税担当の方の処へ行き、書類をその場で書き、無事に受理されました。

 いろいろなことがあるものです。

 その後、京都法務局が手入力で書類を作成したとのことだったので、自分でOCRを使うとどうなるのかを実験しました。

 iPhone で、メディアドライブの 「e.Typist Mobile」(v1.0.3、¥900)を使って文字認識(OCR)をしてみました。

 私が法務局に提出した書類の元の文章は、以下の通りです。


目的及び事業
 『源氏物語』の本文に関するデータベース化は、『源氏物語別本集成』と『源氏物語別本集成 続』の刊行を通して、約22万レコードのデータベースとして構築が進行しています。今も更新の手が加えられ、日々成長しているデータベースです。
  本法人は、『源氏物語』の本文データベースに関連するあらゆる資料及び情報を、調査・収集・整理・修正・追補することを活動の原点とします。そして、その知的資産としての情報の維持管理を次世代に継承する中で、さらなるデータベースの発展に資することを目的とする法人です。
  併せて、『源氏物語』が海外でも幅広く理解されることを願い、『源氏物語』のダイジェスト版の多言語翻訳や海外の研究者との懇談会も実施します。このような、国際的な日本文化の理解を深める活動にも取り組みます。
この法人は、その目的を達成するため、次に掲げる種類の特定非営利活動を行う。
 (1) 学術、文化、芸術又はスポーツの振興を図る活動
 (2) 国際協力の活動
 (3) 前各号に掲げる活動を行う団体の運営、又は活動に関する連絡、助言
  又は援助の活動
この法人は、その目的を達成するため、次の事業を行う。
 (1) 特定非営利活動に係る事業
    ①『源氏物語別本集成 続』等の学術出版の支援
    ②『源氏物語』に関する諸情報の整備と公開
    ③『源氏物語』に関する国際文化交流
    ④『源氏物語』に関連する研究支援と資料の翻字・校正及びデータ
     入力の代行
    ⑤『源氏物語』の普及のための講演会や懇談会及び勉強会や物品販売

 これを、私が手元にある iPhone を使って、900円で購入した文字読み取りソフトで実験した結果は次の通りです。


目的及び事業『源氏物語』の本文に関するデータベース化は、『源氏物語別本集成』と『源氏物語別本集成続』の刊行を通して、約22万レコードのデータベースとして構築が進行しています。今も更新の手が加えられ、日々成長しているデータベースです。本法人は、『源氏物語』の本文データベースに関連するあらゆる資料及び情報を、調査・収集・整理・修正・追補することを活動の原点とします。そして、その知的資産としての情報の維持管理を次世代に継承する中で、さらなるデータベースの発展に資することを目的とする法人です、併せて、『源氏物語』が海外でも幅広く理解されることを願い、『源氏物語』のダイジェスト版の多言語翻訳や海外の研究者との懇談会も実施します。このような、国際的な日本文化の理解を深める活動にも取り組みます。この法人は、その目的を達成するため、次に掲げる種類の特定非営利活動を行う。(1)学術、文化、芸術又はスポーツの振興を図る活動(2)国際協力の活動(3)前各号に掲げる活動を行う団体の運営、又は活動に関する連絡、助言又は援助の活動この法人は、その目的を達成するため、次の事業を行う。
ω
特定非営利活動に係る事業①『源氏物語別本集成等の学術出版の支援②『源氏物語』に関する諸情報の整備と公開③『源氏物語』に関する国際文化交流④『源氏物語毒に関連する研究支援と資料の翻字・校正及びデータ入力の代行⑤『源氏物語』の普及のための講演会や懇談会及び勉強会や物品販売

 この読み取り後の変換結果を見ると、後半の「(1)」が「ω」となっていることと「続』」が「側」になっている2箇所だけが読み取りミスです。
 改行がなされていません。しかし、私はこのような設定で使っています。

 今の文字読み取りの技術は、こんなに精度の高いものなのです。

 私はこのメディアドライブのOCRソフトは古くから使っていました。いろいろなOCRにチャレンジしていた20数年前。パソコン初期のころなので記憶が曖昧です。確か、「MacReader」の流れをずっと使っていました。もっとも、価格は20万円前後だったと思います。読み取り結果の手直しが大変でした。しかし、漢字入力の手間は、大分省けて助かりました。
 「e.Typist」が出てからも、メデイアドライブに好印象を持っていたので、これを使っていました。そのうち、マッキントッシュ用のOCRは姿を消しました。マックユーザーからの需要がなかったからでしょうか。

 今は、iPhone で「e.Typist」を重宝して使っています。しかも、これが900円なのです。
 ただし、これは iPad mini では文字認識の段階になると画面が消えるので、使い物になりません。

 調査研究活動と業務の間の出来事とはいえ、なんとも慌ただしいことです。
 そろそろ、一息入れて、4月からの新年度に備えようと思っています。
 
 
 

2013年2月18日 (月)

NPO法人〈源氏物語電子資料館〉の銀行口座開設の報告

 昨日、このブログに書いた通り、NPO法人〈源氏物語電子資料館〉の銀行口座に関して、三菱東京UFJ銀行では作らず、三井住友銀行京都支店に開設することとしました。

 四条烏丸の交差点角にある三井住友銀行は、四条通りを挟んで三菱東京UFJ銀行と対面するように店舗があります。
 店内で少し待つと、法人口座開設に必要な書類の説明がありました。そのすべてを持参していたので、そのまま確認へと流れて行きました。

 先日の京都銀行やゆうちょ銀行と同じように、提出を求められたのは、法務局で受け取った「履歴事項全部証明書」「法人の印鑑証明書」と「来店者を確認する公的資料(健康保健証)」の3点です。参考のために、定款等、京都市から認定を受けるために申請した時の書類も添えました。

 これらは、三菱東京UFJ銀行に提出したものと同じです。違うのは、この三井住友銀行では、活動実績を示す資料は不要でした。産声をあげたばかりのNPO法人なので、活動実績を証明するものは無理なのですから。

 他の銀行の通帳やホームページやパンフレット等の話はまったく出ませんでした。そのため、通帳の中をコピーされることもありません。

 とにかく、「口座開設承り書」に必要事項を記入し、上記の確認資料3点で新規の申し込みの手続きは終わりです。
 2週間ほどで結果の連絡があるそうです。
 先日は三菱東京UFJ銀行で、根掘り葉掘り活動実体の有無を問い質されたのとはまったく違い、いろいろと問答を想定していたことがなくて、実のところホッとしました。

 すぐにその足で、四条通りを隔てた三菱東京UFJ銀行へ行き、窓口で口座開設をしないことを伝え、先日提出してコピーを取られた資料を返却してもらいました。
 30分ほど待たされ、対応に出られたのは先日と同じ方でした。

 「お願いしたNPO法人の口座は、この銀行では作らないことにしたので、書類を返してもらいに来ました。」と告げると、「わかりました。」と言ってすぐ奥に行かれ、1分ほどで書類を出してこられました。
 そして、「履歴事項全部証明書」「法人の印鑑証明書」「健康保健証」「定款」「京都銀行・ゆうちょ銀行の通帳表紙と残高記載頁」のコピーを手渡されました。

 この「通帳」については、先日受け取った「受取証」には明記されていなかったので、もし返ってこなかったら言おうと思っていたものです。
「申し込み時に記入された用紙はこちらで裁断します。」とのことでした。

 対面の事務手続きは、これですべて終わりです。
 実際に顔を見て言葉を交わしたのは、ものの2分もなかったのです。
 速攻で破談の処理が終わりました。
 
 先週遭遇した、法務局でのありえないミスは、明日にでも記します。
 京都市役所への「設立登記完了届出書」は、そのために遅れましたが、2月18日早朝に完了しています。
 税務関係の届け出は、今週末に終える予定です。
 
 
 

2013年2月15日 (金)

不愉快だった銀行の対応

 昨夜は新宿で、毎月1回の恒例となっている、『十帖源氏』の輪読会に参加しました。
 その時のことは、また後日記します。

 その後、アルタの上で仲間と軽い食事をして、そのまま新宿西口バスターミナル発の夜行バスで帰洛しました。
 とみに多くなる公私の仕事をこなすため、東西の移動に最近は夜行バスを利用しています。
 目を開けている時間帯に新幹線に乗るのが、もったいなくなってきたからです。

 新幹線の小刻みな揺れが、読書や資料作成の妨げとなりだしたのです。
 私の身体が、あの揺れに適応できなくなったのか、あの振動が変化したためなのか。
 とにかく、2時間ほどの車中での仕事が、思うようにできなくなったのです。
 これも、加齢のせいなのでしょうか。

 夜行バスなら、寝ている間に身体を東西へと運んでくれます。
 狭い空間なので疲れます。しかし、翌日に響くことは、今のところありません。
 これには、今のところは加齢が影響することはないようです。

 今朝は6時に三条大橋でバスを降り、三条河原町で朝食を食べました。
 京都は雨です。
 いつもは京都駅に着くバスです。しかし、今回は、新宿から京阪三条駅経由で枚方へ行くコースのバスでした。
 三条から我が家は近いので、これはなかなか便利です。

 自宅で書類を作成したり資料を整理してから、小雨の中を、歩いて京都北山郵便局に出かけました。
 特定非営利活動法人〈源氏物語電子資料館〉のための口座を開設するためです。
 京都府立総合資料館や京都コンサートホールの近くにある郵便局です。
 過日1度訪問し、手続きの相談をしていたので、今日はスムーズに対処していただけました。15分ほどだったでしょうか。テキパキと手続きを進めてくださいました。

 参考までに、開設した口座の情報を記しておきます。


取引銀行:ゆうちょ銀行
記 号 :14460
番 号 :45621781
口座名義:トクヒ)ケ゛ンシ゛モノカ゛タリテ゛ンシシリヨウカン
     特定非営利活動法人源氏物語電子資料館
     (山カッコがないことにご注意ください)

 なお、この口座に他金融機関から振り込まれる場合は、以下の内容を指定してください。


店名:四四八(読み ヨンヨンハチ)
店番:448
種目:普通預金
口座番号:4562178

 次に、雨が上がりかけた下鴨中通りを少し歩き、地下鉄烏丸線の北山駅から四条駅へ直行しました。そして、交差点角にある三菱東京UFJ銀行京都支店に入りました。

 実は、私はこの三菱東京UFJ銀行が苦手です。
 最近では昨年末にありましたが、不愉快すぎて書きませんでした。
 次のブログくらいなら、可愛いいものでしょうか。

「平和ボケした銀行の窓口」(2009年2月25日)

 奈良の家を処分してからは、1つずつ利用項目を減らし、がんばった甲斐もあり、ついに今は何も取引がない状態にしました。
 それなのに、今回また新たに法人の口座を開設することにしたのは、NPO法人のために振り込んでくださる方々のことを考えてのことでした。支店の数が多いのです。

 京都銀行は、東京には八重洲に1店舗あるだけです。三菱東京UFJ銀行は京都に限っても、窓口が一番多いのです。NPO法人としての活動を理解して支援してくださる方々のためには、これは大切な配慮であり、サービスです。

 窓口では、愛想よく明るく対応していただきました。しかし、審査に時間がかかり、口座が開けるかどうかは1週間ほど待ってほしい、とのことでした。現在活動していることを証明することを、いろいろな角度から求められました。
 この法人は出来たばかりで、支払いも請求書も入金もありません。なかなかの難問でした。

 これから活動しようとしている者が、設立の認可を受けたばかりの書類を持って来ているのです。それなのに、活動実体を証明できないか、と言われつづけるのですから、無体な要求です。よほど、口座の不正利用に神経を尖らせておられるようです。

 私が京都銀行に入金した会費なら、記帳すると確認できるが、と言うと、本人ではだめなのだそうです。家族に前もって振り込んでおいてもらったらよかったのですが、それも今からでは参考資料にならないのだそうです。かといって、口座開設を諦めろ、とまではおっしゃいません。

 何度か上司に相談してきます、と言い残して奥に入られました。とにかく、実体のある組織なのかどうかを、しつこく問いただされました。
 最近は、法人の未公開株や社債購入等における詐欺被害や、不法な商行為による消費者被害が拡大しているそうです。銀行口座が悪用されることを防ぐために、とにかく慎重な姿勢を貫いておられるようです。

 もう、いやになりました。話を打ち切り、すぐ向かいにある、私が主に使っている三井住友銀行にしようかと思いました。しかし、やはり店舗数のことを考え、じっと我慢しました。

 さらに、ホームページはないのか、とのことでした。そこで、1995年9月にインターネット上に開設した、私のホームページである〈源氏物語電子資料館〉を教えました。
 窓口の方は、その場で机上のパソコンで検索し、トップページをカラー印刷されました。

 さらに活動の実体を示せとのことなので、このブログである「鷺水亭より」で昨秋から何度もNPO法人を立ち上げる記事を書いて来たことを言うと、店頭では見られるサイトと見られないサイトがあり、私のeoネットから発信しているこのブログは、三菱東京UFJ銀行の店頭端末からは見られない部類になっていました。
 そこで、持っていた iPhone に本ブログ「鷺水亭より」を呼び出し、京都銀行の口座を開設したことを報告したページを見てもらいました。

 また、今回のNPO法人が、『源氏物語別本集成 続』を刊行することを目玉の1つとする組織であることから、向かいにある大型書店の大垣書店に行けば、『源氏物語別本集成』15巻と『源氏物語別本集成 続』7巻が並んでいるので、そのシリーズ本を見れば出版活動を継続する組織であることが立証できるはずだ、と言いました。しかし、その意味はどうやら伝わらなかったようです。

 とにかく、どのようにして会員を集めようと努力しているのか、その努力の跡も見たかったようです。
 会員を勧誘するためのパンフレットなどもないのか、とのことです。今は認可されたばかりなので、それは今後対応することであり、そのためにも口座を開設することを優先に考えている、と言いました。

 また、京都銀行もゆうちょ銀行も、すでに口座を開設したと言うと、参考資料として通帳を見せてくれとのことでした。取り出すと、表紙や中をコピーさせてほしいとのこと。私の2冊の通帳を持って、奥に行かれました。
 人の通帳の中身をコピーする行為は、銀行の窓口でなら合法なのでしょうか。しかも、他の金融機関のものなのです。作ったばかりなので、中身は0円の記載しかありません。気分はよくありません。

 しばらくソファーで待てとのこと。
 もう帰ろうと思いましたが、これだけ長時間かけたので、その労力がもったいないので、しばらくなら待つことにしました。そして、再度の対応が不遜だったら、それこそ席を蹴って向かいの三井住友銀行で口座を作ろうと心に決めました。

 再度名前を呼ばれてからは、とにかく揉めないように私の方が努めて冷静に対応したこともあり、来週あるという審査結果の連絡を待つことで引き下がりました。

 さて、こんな銀行と、今後とも付き合っていくべきかどうか、今は思案中です。
 銀行側から、審査に通ったので口座を開設するために来い、と言われても、私の方が行かない、という選択肢もあり得るのです。
 
 
 

2013年2月 9日 (土)

NPO法人の口座開設でまた名前が問題に

 今日はお昼前に、京都大学病院へ定期検診を受けに行く予定が入っていました。
 その前に時間があったので、病院のすぐ近くにある京都地方法務局で、特定非営利活動法人〈源氏物語電子資料館〉の登記事項証明書を発行してもらうことにしました。

 少し小雪が舞い散る中を、今日も自転車を軽快に飛ばして行きました。

 2月4日に、バタバタとではあっても、とにかく登記を済ませました。その後、法務局からは何も連絡がなかったので、登記が無事に完了したことがわかっていたのです。そこで、次の手続きとして、法人印の印鑑登録を法務局でしました。
 一枚の書類を提出し、渡された印鑑登録カードを使って、自動発行請求機で印鑑証明書と登記証明書を、今後必要となる数通分を入手しました。

 確かに、「履歴事項全部証明書」の「法人成立の年月日」の欄に「平成25年2月4日」と明記されています。
 これで、特定非営利活動法人〈源氏物語電子資料館〉の設立日は「平成25年2月4日」と、正式に記録され、認められたのです。この日が、この法人の創立記念日となったのです。

 ここで入手した証明書は、市役所に登記が完了したことを報告するためと、銀行口座を開設するために必要なものです。

 この手続きが完了して証明書を入手するのに、1時間半はかかると想定していました。
 ところが、何と10分で終わりました。
 うまくいくときは、こんなものなのですね。

 ここまではよかったのです。厄介な問題は、その後に待ちかまえていました。私のすることなので、そうは問屋が卸しません。

 京大病院での定期検診が終わり、立命館大学大学院生の川内有子さんとの今後の打合せを終えると、京都銀行へ直行しました。

 店内のブースで口座開設の手続きを始めたところ、2点の問題が発生しました。
 まず、法人の名称の文字列に関して、面倒なことが出来しました。
 銀行側としては、口座の名義に記号は使えないので、〈 〉という記号のない、登記上の標記「特定非営利活動法人源氏物語電子資料館」でないと口座が作れない、とおっしゃるのです。

 法人設立の定款の冒頭に、次のように書かれています。


第1条 この法人は、特定非営利活動法人〈源氏物語電子資料館〉と称し、登記上は特定非営利活動法人源氏物語電子資料館と表示する。

 これは、私が〈源氏物語電子資料館〉という山カッコ付きの標記に拘ったために、通常用いる名称と、登記上の名称が異なることを明言しているものです。つまり、〈源氏物語電子資料館〉と山カッコをつけるのを常態とし、あくまでも登記上だけが山カッコのないもの、ということにしました。
 ここまでは、京都市役所の担当者の方のアドバイスで決めたことです。それが、銀行口座を作成する段になって、またもや浮上したのです。

 会員のみなさまに、口座へ入金していただくときに、山カッコが付いていると口座名義人として一致しないとの判定で、入金が受け付けられないことが想定される、とのことなのです。今さら定款は変えられませんし、変えたくありません。

 この件については、「京都銀行下鴨支店」に法人の口座を作ることを決めていました。そのこともあり、ここは銀行側の方針に折れて従れ、今は口座名義はともかく、京都銀行に口座を作ることを最優先にしました。

 「下鴨支店」に拘ったのは、自宅がある地名というだけではなく、『源氏物語』とも関係する地名ということで、この支店にしたかったのです。

 そもそもが、『源氏物語』に関するNPO法人なので、京都市管轄の法人として申請したのです。東京都や京都府に申請しなかったのは、あくまでも『源氏物語』の舞台を法人の存在と結びつけたかったのです。そして、取引銀行も。

 次に、口座開設にあたって、当事者である私の名前が問題になりました。つまり、「鉃也」の「鉃」なのです。金ヘンに「矢」か、金ヘンに「失」か、ということです。

 これについては、京都地方法務局で登記する際にも、お役所が Windows による処理が行われている慣例ということもあり、「鉃」が表示されないので「鉄」で登記することになる、という説明を受けていました。

 登記の手続きをしていてわかったのですが、法務局としてはウエブ申請を推奨しながら、使うソフトはウインドウズ用しか用意されていません。マッキントッシュを使うユーザーは排除されているのです。そのため、使える漢字も制限されているのです。
 マッキントッシュでは自由に使える漢字の「鉃」も、このウインドウズのシステムでは表示できないのだそうです。幅広い普及という観点からすると、レベルの低いマシンに合わせるのはいいことだと思います。ただし、そのために漢字制限を強いるのは本末転倒であり、日本の文化を破壊する行為です。

 こんなことはウインドウズの利用者が9割以上の日本では、言っても仕方がないので、日本語の表記で未熟な部分が多いウインドウズが、さらに成長してくれるのを待つしかありません。

 ということで、銀行口座での私の名前の登録は、登記証明書に記載されている、正式ではない「鉄」でなされました。
 つまり、京都銀行のルールにより、京都市役所に申請して認可を受けたはずの「〈源氏物語電子資料館〉」と「鉃也」という日本語の表記は、共に無視されて違うものになったのです。これは、日本語としての漢字表記の軽視と言えます。しかし、今はこの程度の日本語に対する認識しか、法務局も銀行側にもないようです。悲しい事実です。

 そんなこんなの、日本文化の崩壊という一端を垣間見ながら、とにかく京都銀行に特定非営利活動法人〈源氏物語電子資料館〉の口座を開設することまでは漕ぎ着けました。

 今日から、以下の口座が使えるようになったことを、ここに明記しておきます。
 会費や寄付等の受け入れも、この口座を通して行います。
 


取引銀行:京都銀行下鴨支店
取引店番:142
口座番号:3359090
口座名義:トクヒ)ケ゛ンシ゛モノカ゛タリテ゛ンシシリヨウカン
     特定非営利活動法人源氏物語電子資料館
     (山カッコがないことにご注意ください)

 
 後日、あらためて広報しますが、一応念のために定款で定める会費は、次のようになっていることを記しておきます。


 この法人の設立当初の入会金及び会費は、第8条の規定にかかわらず、次に掲げる額とする。
(1) 正会員 入会金 10,000円(学生は免除)
        会費  10,000円/年
(2) サポート会員 入会金      0円
          会費(登録料)5,000円/年
(3) 賛助会員   入会金      0円
          会費 1口  30,000円/年(1口以上)

 ここにいうサポート会員というのは、古写本の翻字やデータ作成、あるいは翻訳や校正の仕事をしていただく方々のことです。

 なお、近日中にゆうちょ銀行の口座も作ります。
 これは、時間の都合でできませんでした。
 2週間後までには、京都北山郵便局で口座を開設する準備は整っています。

 こうして、とにかく特定非営利活動法人〈源氏物語電子資料館〉はスタートしました。
 今後は、1人でも多くの方々にこの法人の趣旨と意義を理解していただき、会員になっていただけるように努力していきたいと思います。
 
 これまで以上の、ご理解とご支援のほどを、どうぞよろしくお願いいたします。
 
 
 

2013年2月 5日 (火)

法人登記のため小雨の中を走り回る

 NPO法人〈源氏物語電子資料館〉の法人印が完成したので、それを持って、廬山寺の東南にある京都地方法務局へ行きました。

 あらかじめ、提出する書類はネットなどで確認して作成しておきました。まさに一発勝負の気概を持って出かけたのですが……

 登記書類を提出する前に、職員の方が丁寧に見て下さいました。完璧と言いたいところでしたが、2点だけ不備を指摘されました。

 まず、大事な私個人の印鑑証明書が必要でした。実印は持参していました。しかし、その証明書は、書類を確認する中で、私の場合は不要と判断したのです。というよりも、書類を見る限りでは、注記が曖昧なので経験による判断が必要です。職員の方も、わかりにくくて申し訳ないのですがと、気の毒がってくださいました。

 すぐに区役所に印鑑証明書の発行の確認をしました。しかし、今日中に入手できそうにはありません。法務局に書類を出したら、その足で上京する予定でした。そのために、朝8時に出てきたのです。

 また週末にしか帰ってこられないのです。これでは、申請書類の受理が一週間遅れます。市役所で認証書を受けてから、2週間以内に登記をすること、となっているので大ピンチです。

 指摘を受けた不備のもう1点は、理事に関するものでした。これも、公開されている説明では、素人には意味不明なところです。単純なものだったので、すぐに訂正できました。代書屋に任せろ、と言わんばかりの微妙な日本語表現でした。

 とにかく、今は自分の印鑑証明書の入手が喫緊の課題です。しかし、状況からして、これは諦めざるを得ないと判断し、一旦帰宅しました。

 しかし、どう考えても印鑑証明書の入手が心残りです。
 すぐに自転車を飛ばして区役所へ行き、職員の方に事情を説明しました。熱意は通じるもので、何とか即日発行にこぎつけ、印鑑証明書を手に入れました。

 ここで学んだことは、運転免許証かパスポートは、役所での手続きではオールマイティーだということです。

 電話口での説明で諦めることなく、足を運んで事情を説明することも大事だと痛感しました。直接話をしてみるものです。ラッキーでした。

 そして、法務局へもう一度行き、印鑑証明書を添えて登記書類すべてを提出しました。

 そのとき、何となく気になったことを聞いたところ、案の定、法人印がもう一カ所必要でした。気になることは、その場で解決しておくに限ります。

 審査結果は、明日の夕方にわかります。電話がなければ登記は完了だそうです。

 予定では、すぐに法人の印鑑登録をして、銀行口座を作るつもりでした。しかし、この時点ではまだ登記が完了していないので、それもできません。

 いずれにしても、最速で金曜日には銀行口座を開設できそうです。

 一仕事終わったので、上京の準備をしていたところ、法務局から携帯電話に留守番電話が入っていました。先ほど提出した中の一枚の書類に、「及び代表理事」という文言を挿入しなければいけなかったのだそうです。

 またまた、自転車を廬山寺方面に飛ばして法務局へ。この頃には、上がっていた雨が降り出していました。しかし、時間を惜しんで自転車で行きました。文言の追加をして法人印を押して、これで私ができることはすべて終了です。

 市役所から交付された認証書の原本は、この時点で返却してくださいました。また、法人印の出番です。

 慌ただしい上京となりました。
 一度しかないことが多い一連の手続きです。しかし、とにかく何でも記録として残しておけば、どなたかの参考にはなるでしょう。そんな思いで、少し詳しく書きました。
 
 
 

2013年2月 4日 (月)

NPOの法人印を精魂込めて彫っていただく

 特定非営利活動法人〈源氏物語電子資料館〉を登記するためには、法人の実印が必要です。
 どこで作ってもらうか、いろいろと探しました。
 結局は、やはり地元でと思い、その実印と認印の作成を、北大路駅前の印鑑屋さんである「京印堂」にお願いしました。
 
 
 
130203_inkanya
 
 
 

 御主人の井上好央さんは80歳。手彫りにこだわる方でした。とにかく、お元気です。
 
 
 
130203_inkanyasan
 
 
 

 人一人がやっと通れるほどの狭い店内で、入るやいなや印鑑の意義に関する講釈を受けました。

 日本人は、印鑑を軽視していると。大量生産の印鑑でごまかしていてはいけないと。
 外国のサインと同じように、手彫りの、この世に2つとない印鑑を守り伝える心構えを説かれました。

 とにかく、職人肌の方です。印章彫刻工として職業訓練指導員でもあります。
 今回依頼する印鑑がNPOのものであることの意義を理解して下さり、料金面でもいろいろと配慮をしてくださいました。いい若者を育て、私が彫る印鑑を次々の世代に手渡しして繫いでいってほしいと。

 角印の認印はすぐにできました。しかし、法人の実印が予定通りには出来ませんでした。原因は、手彫りで作っていく上で、18ミリの円周上に20文字を入れるのに納得がいかないとのことで、一旦断念されたことにあります。

 次の写真は、井上さんが数十年ご愛用の小刀と、今回制作途中で作り直しを決断されることになった18ミリの印材と印面です。赤い色の上に墨で文字を円周上に書き、それを彫り出されたところです。
 
 
 
130203_kogatana
 
 
 

 そして、新たに20ミリの印材を取り寄せて、夜を徹して再度彫って下さったのです。
 
 
 
130203_houjinin
 
 
 

 まさに、井上さんが精魂込めて作ってくださった貴重な作品です。大切に引き継いで行こうと思います。

 井上さん、本当にありがとうございました。大事に使います。

 帰り道で、北大路橋から賀茂川を見ると、ちょうど鷺が温かな冬の1日を、のんびりと鴨たちと戯れているところでした。そして、見ている私の目の前で、みごとな羽を広げて、華麗に飛び立ってみせてくれました。
 
 
 
130203_sagi
 
 
 

 記念すべき印鑑ができたので、氏神さまでもある下鴨神社へ行き、ご報告と今後のさらなる発展をお祈りしました。
 次の写真の手前にある世界文化遺産の石碑の向こうに、朱の垣に囲まれて鎮座するのが、下鴨神社の末社の1つで「印納社」といわれるところです。
 
 
 
130203_sekihi
 
 
 

130203_innousya
 
 
 


 写真右の説明板には、次のように記されています。


末社 印納社(いんのうのやしろ)
  御祭神 印璽大神(おしでのおおかみ)
      倉稲魂神(くらのいなたまのかみ)
 御本宮の御垣内に古くから祀られてある印璽社(おしでのやしろ)の御祭神を祀り、ここに古印を収め御守護を仰ぐお社である。またこの一帯は平安時代初期より室町時代まで賀茂斎院御所(文明の乱により焼失)のあった由緒地である

 境内の御手洗川に架かる輪橋(そりはし)の袂の光琳の梅は、まだ蕾が固いようです。
 
 
 
130203_ume
 
 
 

 今スタートを切ろうとしている特定非営利活動法人〈源氏物語電子資料館〉も、春に向けてしだいに花さかせることでしょう。そして、細々とでもいいので、末永く多くの方々に見守られる中で、若い人たちがバトンタッチをしてつないでもらえることを願いました。
 
 
 

2013年2月 2日 (土)

NPO法人の認証書の交付を受けました

 昨年10月12日に申請した、特定非営利活動法人〈源氏物語電子資料館〉の設立認証が決定し、認証書(平成25年1月31日付)の交付を受けました。
 
 
 
130201_ninsyou
 
 
 

 これで、次は法務局で法人設立の登記をすることになります。
 スタート地点まで、あと数歩です。

 これまでに、このNPO設立に関して書いた記事は、以下の通りです。
 私は、若い方々へタスキを渡すために、第1走者となっただけです。
 そのためにも、その歩みは記して残し、伝えたいと思っています。
 
(1)「NPO法人〈源氏物語電子資料館〉を設立します」(2012年8月30日)
 
(2)「NPO法人〈源氏物語電子資料館〉の設立総会で活動内容が承認される」(2012年9月 2日)
 
(3)「今、夢を育てようとしているか」(2012年10月 9日)
 
(4)「NPO法人の申請書類が受理されました」(2012年10月12日)
 
(5)「NPO法人〈源氏物語電子資料館〉の正式認証は2月上旬に」(2013年1月26日)
 
 
 

2013年1月26日 (土)

NPO法人〈源氏物語電子資料館〉の正式認証は2月上旬に

 昨秋、平成24年10月12日に設立認証申請をしたNPO法人〈源氏物語電子資料館〉について、認証に向けて担当部局の方々が最終チェックをしてくださいました。

 平成24年4月1日から、京都市にのみ事務所を置く法人の所轄が京都市に移管されました。それに伴い、私が申請したNPO法人も、すべて京都市の書式で作成し、京都市役所の中にある京都市文化市民局地域自治推進室市民活動支援担当の窓口に申請書類を提出しました。

 私の申請の窓口となってくださったHさんからは、丁寧な対応で細かいアドバイスをたくさんいただきました。感謝しています。

 今日は、先週FAXで連絡を受けた、定款等の不備等を修正したものを、市役所に再提出しました。すべて書類の体裁上のことだったので、改行箇所や空白やズレ等を直すだけですみました。

 私が市役所に足を運んだのは、今日で4回目です。
 Hさんは慎重に修正箇所などを再点検してくださいました。そして、これですべて問題がないことが確認されました。

 正式な認証は2月の上旬だそうです。そろそろ、法人の登記などの準備に入ります。
 これも、関係する方々からいただいたご理解とご協力のたまものです。
 みなさま、本当にありがとうございました。
 2月中旬からは、本格的なスタートとなります。

 折々に、進捗状況やご案内を、NPO法人〈源氏物語電子資料館〉のホームページができるまでの当分は、このブログを借りて報告していくことになります。

 もうすぐ産声をあげるNPO法人〈源氏物語電子資料館〉を、今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
 
 
 

2012年10月12日 (金)

NPO法人の申請書類が受理されました

 8月下旬から、NPOのことで京都市役所へ足を運んでいました。
 
 
 
121012_siyakusyo
 
 
 

 ただし、NPOなどの市民活動の相談や受付は、市役所の東側(写真右側の河原町通りに面した側)の入口から入ってすぐ右の部屋でおこなわれています。内部は、時代の重みを感じさせるいい雰囲気です。昭和2年の竣工とあるので、中を歩き回りたくなります。
 
 
 
121012_siyakusyo2
 
 
 

 ちょうど、河原町通りと道を隔てた真向かいに建つホテルオークラの前には、デンと桂小五郎が腰を掛けています。そして、じっとこの市役所の東出入り口を見張っているのです。この入口は、胸を張って堂々と入るのが似合っています。
 
 
 
121012_kogoro
 
 
 

 窓口では、「京都市 文化市民局 地域自治推進室 市民活動支援担当」のHさんが、懇切丁寧に対応してくださいました。東京で仕事を終えてからなので、毎回相談予約は金曜日の夕方となりました。3回目の今日は、前回の相談で詳細に指摘してくださった箇所を確実に直して来たこともあり、いくつかの修正だけで申請を受理してくださいました。
 ホッと一息です。

 ここで、NPO法人について確認しておきます。

 内閣府のホームページの中に、「NPOを知ろう(NPOの基礎知識)」というサイトがあります。この最初に「NPOとは?」という項目があるので、そこを引用しましょう。


「NPO(NonProfit Organization)」とは、様々な社会貢献活動を行い、団体の構成員に対し収益を分配することを目的としない団体の総称です。

したがって、収益を目的とする事業を行うこと自体は認められますが、事業で得た収益は、様々な社会貢献活動に充てることになります。

このうち「特定非営利活動法人」とは、特定非営利活動促進法に基づき法人格(注1)を取得した法人です。

法人格の有無を問わず、様々な分野(福祉、教育・文化、まちづくり、環境、国際協力など)で、社会の多様化したニーズに応える重要な役割を果たすことが期待されています。

(注1)法人格:個人以外で権利や義務の主体となり得るもの

 この特定非営利活動法人という制度に、『源氏物語』に関するボランティア活動を中心とした社会貢献をする組織を作り、文学研究を下支えする基礎的な仕事をしたり、研究のお手伝いや国際交流の一端を担った活動を展開しようというのです。
 「特定非営利活動促進法」は平成10年12月に施行されたものなので、こうした組織化は比較的新しい流れのものです。そして、平成24年4月には、大幅な法改正が行われました。

 現在のところ、約4万法人がNPO法人として認定され、活動しているそうです。医療や介護関連のNPOがもっとも多く、歴史や文化に関するものも全国各地にはあるようです。しかし、文学に特化したものは非常に珍しいとのことでした。

 今回の「書面審査」により、設立要件に適合すると認めていただきました。後は、今日から2カ月の縦覧期間を経て、さらに2ヶ月後に認証となります。このままいけば、来年2月中旬には認定される運びとなるはずです。設立認証の通知を受けてから2週間以内に登記をし、法人として成立したことになります。

 今回の申請を受理していただいた特定非営利活動法人〈源氏物語電子資料館〉については、これからさらに活動内容や運営方針について詰めていきます。
 併せて、広報活動も徐々に始めたいと思います。

 この設立にあたり、ご理解とご協力をいただいた多くのみなさまに感謝します。
 まずは、スタートしたことの報告を記しました。
 いろいろなアイデアやアドバイスをいただく中で、意義のある活動を展開していきたいと思います。
 今後とも、よろしくお願いいたします。
 
 なお、特定非営利活動法人〈源氏物語電子資料館〉については、以下の2件の記事に、その目的や活動内容を記しています。

「NPO法人〈源氏物語電子資料館〉を設立します」(2012年8月30日)

「NPO法人〈源氏物語電子資料館〉の設立総会で活動内容が承認される」(2012年9月 2日)
 
 
 

2012年10月 9日 (火)

今、夢を育てようとしているか

 今春から特に意識しだしたことがあります。
 それは、「夢を持っているか、語れるか」ということです。
 日々を思うと、夢を忘れた、それを放棄した生活を送っているのです。
 そのことに、悔しい思いを抱くようになりました。
 
 日々を好い加減に過ごしているわけではありません。
 直面する毎日の出来事や仕事に体当たりをしています。
 毎日、いろいろな作業や書類作成をし、人に会っています。
 しかし、それは時間と共に流れていくものです。
 
 かつて、多くの夢を抱き、人に語っていました。
 しかし今、それを実現しようとはしていない自分がいます。
 自分を突き動かす力や熱気が、失せてきたことを実感するのです。
 面倒になったというのが、60歳になった今の正直な気持ちです。
 
 近年は、とにかく雑事に埋もれる生活に身を置いています。
 自分が夢を手放した感触に慣れたことに、はたと気づいたのです。
 何かしたいことがあったのではないか、と。
 安全圏内で生きる、狡い智恵を身につけた自分を見つめ直します。
 
 手元には、膨大な『源氏物語』に関する情報があります。
 これを次の世代に渡さないと、このまま埋もれてしまいます。
 このままだと、私と同じ作業に30年を費やす人が出て来ます。
 それは無駄であり、もったいないことです。
 
 忙しさにかまけて、置き去りにしていたものがあります。
 『源氏物語』に関する情報を受け渡していくシステムが必要です。
 そのためには、組織を作ることが先決です。
 私が旗振り役に徹することが、喫緊の課題として浮上しました。
 
 このままではいけないとの思いが、初夏から俄然強くなりました。
 NPO法人設立に向けて、具体的な構想をさらに練り直しました。
 多くの人に支えられて、ようやく設立総会にこぎつけたのです。
 押し流されていく船を、どうにか繋ぎ止めることができました。
 
 長く持ち越した夢の一つが、ようやく実現しようとしています。
 特定非営利活動法人〈源氏物語電子資料館〉がそれなのです。
 どうやら、私がまだ元気な内に始動できそうです。
 自分の役割が見えて来ました。
 
 ささやかな夢です。
 しかし、私にとっては消えようとしていた夢なのです。
 試行錯誤の中で、この夢を大切に育てていきたいと思います。
 次の世代に、若者たちに、夢を引き継げたら、と思っています。
 
 
 

2012年9月 2日 (日)

NPO法人〈源氏物語電子資料館〉の設立総会で活動内容が承認される

 今日は、NPO法人〈源氏物語電子資料館〉の設立総会が開催されました。
 場所は、東京都新宿区西新宿4丁目にある新宿区角筈地域センターの7階会議室でした。都庁の西側にある公共施設です。

 私は、昨夜来、今日のための10項目にわたる議案の資料を作成し、今朝方から印刷にかかりました。しかし、久しぶりにプリンターを使ったせいでしょうか、うまく言うことを聞いてくれません。何枚もの紙を反故にし、何とか午前中に30頁弱の資料を数十部印刷し終えました。

 行き先はわかっていたはずなのに、都庁の前から何を思ったのか違う道を進み、東京オペラシティまで行って間違いに気付いたのです。慌ただしく資料は作りましたが、ゆったりと行動することを心掛けて今日に臨んだはずでした。しかし、結局は都庁周辺を30分も徘徊した挙げ句に遅刻をしてしまい、仲間のみなさんに本当に申し訳ないことをしました。

 今日は、わざわざ秋田から義兄も設立総会に参加してくださいました。ありがたいことです。義兄とは、イギリスのケンブリッジ大学やロンドン大学に一緒に行きました。インドのネルー大学やデリー大学にも行きました。秋田弁による日本文化外交(?)という役割を受け持って下さっています。生活圏や分野が違う方が仲間の一人としていてくださるからこそ、一味違う組織作りができます。得がたい存在です。

 今日の議案は、順調に承認されました。細かい説明は私がしました。出席者のみなさんも、書面に文字としては書かれていないことなどで、いろいろと疑問点や確認がなされ、対案もいくつか出ました。あらかじめ作成した書面は良しとしても、今後の運営に有益な意見も多く聞くことができました。いいメンバーが集まったことを実感し、正式な認定をうけてからの活動が楽しみになりました。

 今日の総会で確認できた書類は、以下のものです。


01-設立認証申請書
02-定款
03-役員名簿
04-役員の就任承諾及び誓約書の謄本
05-役員の住所又は居所を証する書面
06-社員のうち10人以上の氏名及び住所又は居所を示した書面
07-確認書
08-設立趣旨書
09-設立についての意志の決定を証する議事録の謄本
10-設立当初の事業年度及び翌事業年度の事業計画書
11-設立当初の事業年度及び翌事業年度の活動予算書

 今月中旬に、京大病院へ診察を受けるために行くので、その時に今回確認できた書類を京都市の担当窓口に持参しようと思っています。ただし、その時の担当者の点検で、そのまま受け取ってもらえるとは思っていません。誤字脱字などの細かい修正を、何度か往き来することによって、微調整をするのだそうです。20日からはフィレンツェでの国際研究集会で発表する関係で、今月末までに受理してもらえたらいい、という心づもりで行動しています。とすると、正式な認可は、来年の2月か3月になりそうです。

 先日は、本ブログに、このNPO法人〈源氏物語電子資料館〉の設立の「目的」と「趣旨」を掲載しました。
 今日は、このNPO法人〈源氏物語電子資料館〉がその目的を達成するために行なう事業の承認を得ました。それは、具体的には次の5項目です。


【特定非営利活動に係る事業】
①『源氏物語別本集成 続』等の学術出版の支援
②『源氏物語』に関する諸情報の整備と公開
③『源氏物語』に関する国際文化交流
④『源氏物語』に関連する研究支援と資料の翻字・校正及びデータ入力の代行
⑤『源氏物語』の普及のための講演会及び勉強会や物品販売

 さて、来年の認可以降の活動が楽しみです。
 多くの方々にご理解をいただき、ご協力いただく中で、目的を達成していきたいと思います。
 そして、一人でも多くの若者がこの活動に賛同し、その仕事と成果を受け継ぎ、次の世代に引き継いでもらいたいと願っています。私が30年にわたって構築してきた『源氏物語』の本文データも、大切に守り育てていってほしいと思っています。

 NPO法人〈源氏物語電子資料館〉は、まだ認可を受けてはいません。しかし、興味と関心のある方は、このブログのコメント欄を利用してお問い合わせください。可能な範囲で、私がお答えいたします。その際に、コメントの公開・非公開を最初に書いていただければ、ご希望の配慮をした対応をいたします。
 
 
 

2012年8月30日 (木)

NPO法人〈源氏物語電子資料館〉を設立します

 かねてより準備を進めていたNPO法人〈源氏物語電子資料館〉に関して、所轄の役所へ設立のための最終的な確認に行って来ました。

 担当部局の方からは、詳細で丁寧な助言を数多くいただきました。
 特に、平成23年6月15日に「特定非営利活動促進法の一部を改正する法律」(平成23年法律第70号)が成立し、平成24年4月1日より施行されたため、私が作成して持参した書類では、何カ所か修正が必要になりました。そうした細かな点も、懇切丁寧にチェックしてくださいました。ありがたく感謝しています。

 そして、夢のある計画ですね、と励ましてくださったことばは、計画から実施にかけて迷走した私にとって、何よりもの労いのことばとして響きました。その意味でも、夢の実現がスタートしたことを、ようやく実感し出しました。

 今週末に、東京の新宿で設立総会を開催します。
 申請までに至ったのは、中村一夫氏と畠山大二郎氏はもとより、神野藤昭夫先生の教え子のみなさんの力が集結できたからこそです。私が代表者を務めますが、実際には会員のみなさんに支援していただき、会員のみなさんが中心となって活動を展開する中で成果を上げていくことになります。

 追って、報告やご協力のお願いを掲載していくつもりです。
 今の予定では、来年2月の認定を目指しています。

 まずは、NPO法人〈源氏物語電子資料館〉を設立するにあたり、その目的と趣旨を記した案文を掲載します。
 いろいろとご教示をいただければ幸いです。
 
 


■ 目 的 ■
 『源氏物語』の本文に関するデータベース化は、『源氏物語別本集成』と『源氏物語別本集成 続』の刊行を通して、約22万レコードのデータベースとして構築が進行しています。今も更新の手が加えられ、日々成長しているデータベースです。
 本法人は、『源氏物語』の本文データベースに関連するあらゆる資料及び情報を、調査・収集・整理・修正・追補することを活動の原点とします。そして、その知的資産としての情報の維持管理を次世代に継承する中で、さらなるデータベースの発展に資することを目的とする会です。
 併せて、『源氏物語』が海外でも幅広く理解されることを願い、『源氏物語』のダイジェスト版の多言語翻訳や海外の研究者との懇談会も実施します。このような、国際的な日本文化の理解を深める活動にも取り組みます。
 
 
 
■ 趣 旨 ■
 『源氏物語』に関する研究論文は、国文学研究資料館の論文目録データベースによると、年間500本も発表されています。日本文学の中では、もっとも人気のある研究対象となっています。
 ただし、その9割以上が印刷して刊行された校訂本文を読んでなされています。この流布本だけで研究されている現状は、改めて再検証する必要があります。そのためにも、墨で書写された写本を基にした、新たな各種翻字本文と校訂本文の提供によって、『源氏物語』の受容をさらに幅広いものにしていきたいものです。
 そこで、以下の5つの活動を展開することで、本会の目的を達成することを目指します。

《活動1》 変体かなで書かれた数多くの写本を読み解き、翻字し、データベース化することで、さまざまな本文の異同が容易にわかる研究環境を構築します。これは、この世に存在する『源氏物語』の写本・版本・活字本など、ありとあらゆる本文を対象とします。ここで作成されるデータベースは、次世代に引き継がれる知的資産となります。

《活動2》 『源氏物語別本集成 続』が第7巻で休刊となっているため、《活動1》の成果を踏まえてその継続も推進します。

《活動3》 平安時代の『源氏物語』の写本は、一冊も伝わっていません。そこで、鎌倉時代に写された「池田本」と呼ばれる写本を基にした校訂本文を新たに作成し、昭和以降広く流布する「大島本」に代わるものとして提供します。新しい流布本を作ることで、『源氏物語』のさらなる普及のための活動を展開します。

《活動4》 『源氏物語』のダイジェスト版の多国語翻訳に取り組みます。『源氏物語』は、現在31種類の言語に翻訳されています。そこで、最終目標は31言語へ翻訳することにあります。これは、翻訳を通して国際文化理解を深める役割も担います。

《活動5》 『源氏物語』をテーマとした講演会、懇談会、輪読会、写本を読む勉強会、そして『源氏物語』関連のグッズ販売などを通して、『源氏物語』に対する幅広い理解を共有する活動も展開します。


 
 
 

NPO法人〈源氏物語電子資料館〉広報室より

Powered by Six Apart
Member since 07/2008